LPのレイアウトが決まらない!
LPデザインのヒントがほしい!
参考になるLPデザインを集めたサイトがあればいいなー
LP制作を始めたあなたは、そう思っていませんか。
LPデザインは、構成や記事、画像選定などゼロから作り上げるのは難しいですよね。
そんなときに、作りたいイメージのLPがまとめられたサイトがあると助かります。
そこでこの記事では、参考にしやすLPを選び業界別に解説しました。
また最後には、おすすめのLPまとめサイトの紹介もあります。
この記事を読むことで、参考になるデザインが見つかり、LPが作成しやすくなるはずです。
ぜひ、参考にしてみてください。
LP(ランディングページ)デザインの参考事例
業界別にLPを解説していきます。
- 食品業界のLPデザイン事例
- 美容や健康業界のLPデザイン事例
- 自動車業界のLPデザイン事例
- 求人に関するLPデザイン事例
- BtoBのLPデザイン事例
- 学校紹介のLPデザイン事例
- トレーニングジムのLPデザイン事例
- 小売業界のLPデザイン事例
食品業界のLPデザイン事例
基本的なレイアウトが参考になるLP『ワタミの宅食』
LPの基本的なレイアウトで作成されているので、とても参考になる事例です。
料理と相性のよい暖色系の色をメインカラーにすることで、暖かく安心できるイメージを作っています。
ターゲット層が40代〜60代と想定されているため、写真のモデルに同じ年齢層をキャステングして親近感を演出しているでしょう。
ターゲットの年齢層が高いので、親しみやすいように明朝体のフォントを使用しています。
LPのお手本になるような構成なので、LP作成の参考になるでしょう。
ECサイト用のLPデザイン『北海道プレミアム干物セット』
楽天市場で使用されている、物販用のLPです。
食品なのでシズル感のある写真を多く掲載して、食欲を刺激するような構成になっています。
黒をベースにすることで高級感がでて、贈答用にも選ばれるようにする意図が感じられます。
和風食材なので、明朝体のフォントと相性がいいでしょう。
通信販売のLPを作成する際は、参考になります。
美容や健康業界のLPデザイン事例
桃色をメインカラーに、かわいい感じのLP『シースリー』
桃色をメインカラーにすることでターゲット層の20代〜30代を意識したデザインになっています。
通常、写真や画像よりも文字が多めのLPだと読んでもらえない可能性があります。
しかし、このLPでは、文章ではなくキーワードで表示していたり、文字の大きさを変えたりして読む感覚でなく、視覚的に訴えることで最後まで見てもらいやすくしています。
文章ではなく、キーワードで表示するためにゴシック体のフォントを使用しています。
20代〜30代女性に向けてLPを作成したいときは、参考になるでしょう。
写真とイラスト、手書き風をあわせて30代〜40代女性に響くデザイン『Propoプロテイン』
30代〜40代のアクティブな女性をターゲットにしたLPです。
ターゲットが手帳やノートを使用していることを想定しているためか、写真だけでなく背景をノート風にしたりイラストや文字色を鉛筆色にして親しみを演出しているようです。
手書き風にすることで、LPにありがちな売り込み感を軽減する狙いもあります。
競合や類似商品が多くある場合で、売り込み要素を軽減したいときに参考になるデザインでしょう。
自動車業界のLPデザイン事例
店舗型サービスで参考になるLPデザイン『京都BEST車検』
店舗に来てもらうためのLPデザインです。
他社と比較しやすいように金額が見やすいようにまとめられていたり、持参してもらうものを文字だけでなく写真付きで掲載したりして、わかりやすさを重視しているLPになります。
誠実感を演出するために、青や緑を配色しています。
視覚的に見やすくするため、フォントにはゴシック体を使用しています。
シンプルな配色で信頼感を演出している『セブンマックス』
ベースカラーが白でメインカラーが緑のシンプルな配色のLPです。
緑をメインカラーにすることで、安心や安全のイメージを連想させています。
自動車のような高額商品で事故などの心配がある場合に、安心安全をイメージさせる緑色は相性がいいでしょう。
カーリースサービスのような契約内容が複雑になる場合、LPだけで説明すると、難解になり見づらくなってしまいます。
しかし、このLPのように、最低限の説明に押さえて、興味を持ってもらうことを優先する場合があります。
興味を持ってもらった人に、問い合わせてもらい、個別に説明する流れが成功しやすいLPになるでしょう。
求人に関するLPデザイン事例
イラストとアニメーションを多用したLPデザイン『groxi株式会社』
求人のLPなのに、オフィス写真や商品、サービス写真が掲載されていない、特徴的なLPです。
「主人公はあなた」のようなメッセージ性の高いLPにするために、アニメの主人公が力を発揮しているデザインになっています。
紫をメインカラーにすることで、感性や芸術性、知的なイメージを演出する狙いもあります。
白と青でシンプルな求人LPデザイン『UUUM』
会社のイメージを伝えるために、写真やデーターを使用した求人用LPです。
白ベースに青をメインカラーにすることで、安定性や集中力をイメージできるデザインになっています。
業績や社員構成をグラフで見やすく表示してあります。
イラストに丸のデザインを使用することで、シンプルながらも温かみや楽しさを演出しています。
BtoBのLPデザイン事例
広告会社が作る自社用のLP『株式会社フリーウェブホープ』
LPを専門にしている会社が、顧客獲得のために制作しているLPです。
実績やお客様の声を始めの方にレイアウトして、顧客満足度をアピールしている特徴があります。
ベースカラーを白にしてメインカラーを紺色にすることで誠実感や品格を演出しています。
BtoBのLPデザインに、誠実感や品格をイメージする紺色は相性が良いでしょう。
清潔感と信頼感があるBtoB用のLP『株式会社アイシーソフト』
見出しを使用して読みやすく仕上げているLPです。
動画を埋め込むことでケース・バイ・ケースをわかりやすくしています。
BtoBを想定しているため、事前に調べられることを前提に、業態別に別ページを設けたり、FAQ項目を多めにしたりして比較しやすくしています。
ターゲットの行動パターンを想定して、必要な項目を盛り込んでいるポイントは参考になるでしょう。
学校紹介のLPデザイン事例
淡いパステルカラーを使って優しく寄り添う感じを出しているLP『京都造形芸術大学 通信教育部 芸術教養学科』
ターゲット層を絞らず幅広い年齢層に見てもらうこと前提にした、LPデザインです。
イラストに会社員や主婦、老人を使用することで、幅広い年齢層に意識してもらえるようにしています。
文字サイズを大きくしたり、文字の間隔を広げることで見やすいLPに仕上げています。
また原色を使わずにパステルカラーを使用して、明るい学校のイメージを演出できています。
LPに必要な項目がそろった英会話用のLP『トライオン株式会社』
本気のビジネスマンをターゲットにしているので、LPは文字を詰め込んで、勉強のイメージを強くしています。
「本気の」というキャッチコピーから連想するように、今まで挫折した経験がある人がターゲットになると想定されるので、はじめに途中解約の保証があることを強く訴求してあります。
この訴求により、次に読みすすめてもらえる可能性を上げてあいます。
ダイエットや学習系の挫折が伴うサービスのLPを作成するときに参考になるレイアウトでしょう。
トレーニングジムのLPデザイン事例
シンプルなレイアウトと配色で優しいイメージを出しているLP『luana fitness』
このLPでは、白をベースに優しいトーンの配色にすることで、上品でなじみやすいイメージを作っています。
お店の感じに合わせた配色ができると、LPを見た人に「このトレーニングジムの雰囲気いいな」と感じてもらえるでしょう。
たとえば、激しく追い込んだトレーニングをするジムでは、黒ベースにしたり赤をメインカラーにしたりすると「激しいや力強い」イメージを伝えることができます。
また文字の色も黒ではなく薄くして優しい感じを高めています。
パーソナルジムだけでなく、エステなど女性専用のサービスを扱うLPを作成する際に参考になるLPです。
女性向けのトレーニングジムLP『コナミスポーツクラブ』
配色を絞って訴求ポイントを目立たせているLPです。
ベースカラーを白にして、アクセントカラーにピンクと水色を使用することで、爽やかなイメージを演出しています。
LPにしては短く感じますが、ダイエットに関する悩みに共感して、興味を持ってもらうことを目的にしているためボリュームを抑えているようです。
短くてシンプルなLPを作成したいときに、参考になるデザインでしょう。
小売業界のLPデザイン事例
シンプルなレイアウトで商品の魅力を伝える『ミニストップ』
商品の魅力を伝えることに特化したLPです。
おにぎりがシンプルな商品なので配色もシンプルに白と黒、赤の2色しか使っていません。
配色がシンプルなので、キャッチコピーを目立たせられます。
紹介したい商品が複数あり、カタログ的にLPを作りたいときに参考になるデザインです。
雰囲気写真や使用例を多く配置した楽天市場用LP『アルゼンチン 百花蜂蜜』
商品のイメージを伝えるために、いろいろなパターンでレイアウトしているLPです。
「世界の養蜂場から」というキャッチコピーに合わせて、外国の絵葉書風の装飾を使ったり自然素材をイメージさせるために木の背景や緑の背景の写真を使ったりしています。
また、はちみつの使用イメージには、雑誌の切り抜き風で表現しています。
ターゲットが見ているものや憧れているものに、合わせたLPを作成するときに参考になるでしょう。
効率の良いLPデザインの探し方
効率の良いLPデザインの探し方を紹介していきます。
LPはデザイン作成に時間がかかるので、参考になる事例をサックと見つけて制作に取り掛かりましょう。
ポイントは3つあります。
- 同業界や競合他社を参考にLPデザイン事例を探す
- LPに使用したいメインカラーから探す
- 他社のLPから訴求内容を参考にする
同業界や競合他社を参考にLPデザイン事例を探す
LPを作成するときに、始めに参考にしたいのが、同業界や競合他社です。
特に成果の出ている他社のLPは参考になるでしょう。
どんな画像を使っているのかフォント、文字の間隔など参考にするところはがたくさんあるはずです。
ただ、すべてを真似すると著作権問題になるので、他社との違いや訴求ポイントを伝えられるように変えていきましょう。
LPに使用したいメインカラーから探す
商品のイメージや狙うターゲットが決まっているのであれば、使用したいメインカラーから参考にしたいLPを探すことができます。
また、コーポレートカラーが決まっている場合にも、カラーでデザインを探すのは有効です。
色から探せるサイトも多数あるので使ってみましょう。
他社のLPから訴求内容を参考にする
訴求内容を効果的に伝えるには、魅力的なキャッチコピーが必要です。
LPには多くのキャッチコピーが使われているので、参考にしましょう。
同業界や競合他社のLPよりも、同じターゲット層をねらっている会社のLPが参考にしやすいです。
例えば、20代〜30代女性がターゲットのエステのLPの場合は、化粧品やスイーツ、同年代を狙った求人サイトなどが参考にできるでしょう。
LPデザインのまとめサイト
LPデザインサイトを7つ紹介します。
それぞれの特徴を紹介しているので、探したいLPに合わせたサイトを選んでください。
- Web Design Clip [L]
- LPアーカイブ
- イケてるランディングページまとめ
- LP advance
- LP幹事
- behance
『Web Design Clip [L]』
『Web Design Clip [L]』は探したいイメージのLPが、すぐに見つかるサイトです。
カテゴリーやカラーだけでなく、表組み、ロゴ、かっこいいなど、タグわけしているので、直感的に探しやすいです。
また、集めてあるLPが大手の会社ばかりではなく、珍しいLPが見られるのもポイントが高いでしょう。
『LPアーカイブ』
『LPアーカイブ』は登録数がPCデザインとスマホデザイン合わせて55,760枚もあるサイトです。
使用したいカラーやイメージ、業界から探せます。
LPだけでなく自社サイトやホームページまで一緒に集めてあるので幅広く探している人におすすめです。
『イケてるランディングページまとめ』
『イケてるランディングページまとめ』も業種やカラー、イメージで検索できるサイトです。
作品数は他のLPサイトに比べて少ないのですが、その分洗練されたデザイン性の高いLPが見つけやすくなっています。
個性的なデザイン性の高いLPを作成したいときに参考になるサイトです。
『Pinterest』
『Pinterest』はLP専門のサイトではありませんが、LPも多く掲載されています。
他のサイトに比べLPに特化していないので、探したいイメージを見つけにくいとかんじるかもしれません。
業種やイメージにとらわれずに検索できるので、思ってもいなかったデザインにたどり着く可能性もあります。
まだLPの完成イメージが決まっておらず、「まずは参考資料を集めたい」と思っているときに役に立つサイトです。
『LP advance』
『LP advance』はLP制作やWEB広告の参考になるLPが1,982枚集められているサイトです。
『LP advance』も業界やカラーイメージから探すことができます。
検索項目を複数設定できる所が他のサイトとは違い、探したいイメージを見つけやすくなっています。
例えば、「美容品、健康」の「赤、レッド系」、「インパクト、力強い」、「人物(女)」といった検索ができます。
探したいイメージが決まっているときに、おすすめです。
『LP幹事』
『LP幹事』は掲載数が2,584枚あるLPデザイン事例サイトです。
『LP幹事』は、検索項目を3つ組み合わせて検索できるので、参考にしたいLPが見つけやすいです。
また検索したLPに似ているデザインの参考事例も一緒に紹介してくれるので、とても探しやすいでしょう。
またPC版とスマホ版をスイッチ1つで切り替えられるところも、嬉しいポイントです。
同業他社のLPを探しているときに、おすすめのサイトです。
behance
『behance』はLP専門のサイトではなく、Adobe社が運用しているデザインまとめサイトです。
海外のデザインも多数掲載されています。
視覚的に訴えるデザインを探しているときに、参考になるサイトです。
まとめ
今回は、LP制作のデザインで参考になるLPを紹介してきました。
LPデザインの良し悪しは売上に直結するので、とても重要です。
そして工程も多いので、ゼロから作り上げるのは時間と労力がかかってしまいます。
参考にできるLPデザインが見つかると、効率的にLP制作ができるでしょう。
ここで紹介したLPはごく一部なので、ぜひLPまとめサイトを見てみてください。
たくさんのLPデザインが、あなたを助けてくれるはずです。
以上、LP制作のデザイン事例まとめ|参考になる効果の良いLPを業界別に紹介でした。