店舗デザインの事例10選ともたらす効果を解説!【飲食業や美容業、アパレル業など】

「店舗デザインをリニューアルしたいけど、中々イメージが湧かない… 」
「店舗デザインの事例を色々見て参考にしたい!」
「どんな店舗デザインにすれば良い印象を持ってもらえるの?」
「デザイン事例を業種ごとにまとめて見たい!」

店舗デザインの目的は、空間の雰囲気を通じていかにお客さんに興味を持ってもらい、店舗の知名度や来店意欲を増やすことにあります。

外観、内観デザインの雰囲気は、お客さんの滞在時間や集客効果に影響します。

実際、目的やシーンによってターゲットが異なる飲食店などでは、店を選ぶ際に店舗のデザインや雰囲気を重要視する人も多いですよね。

この記事では、店舗デザインのイメージを持つ前に知っておきたい基礎知識と、実際のデザイン事例を業種別にまとめて紹介します。

新しくお店を開業する方から、既存店舗のリニューアルを考えている方まで、この記事をぜひ参考にしてみてください。

では、さっそく店舗デザインがもたらす効果から見ていきましょう。

目次

店舗デザインがもたらす効果とは?

店舗の外観、内観デザインはお客さんの来店動機や滞在時間に大きく影響します

お店の前を通りかかった人に「このお店気になる」と思ってもらうには、印象に残るような店舗の外観デザインが必要になります。

良い印象を持ってもらえれば、その後実際に来店してくれることもあるでしょう。

また、店舗の内観デザインは実際に来店したお客さんの満足度に関わります。

ターゲットとなるお客さんのニーズを把握した空間を演出し、「もっとここにいたい」という意識に働きかけられるとリピーターの増加にもつながります。

このように、店舗デザインは事業の成功を左右する重要な要素であり、お店のコンセプトやターゲット設定を考えながら戦略的に設計することが大切になってきます。

【飲食業界】おすすめの店舗デザイン事例4選

『松坂牛焼肉 M 難波店』

松阪牛を取扱う焼肉屋『松坂牛焼肉 M 難波店』。日本を訪れる観光客がメインのターゲットであり、日本の情景を店内に取り入れることをデザインテーマとしています。

特殊な工法で壁を中から照らすことにより、壁を灯篭として表現。それらを食事シーンの背景として散りばめることで、日本をモダンに感じながら食事を楽しめる空間を見事に造りあげています。

『炭割烹と葡萄酒 からさわ』

焼き鳥店の居抜き物件を、割烹料理店に改修した『炭割烹と葡萄酒 からさわ』

余計な装飾は全て撤去し、シンプルな配色で高級感を表現することで、料理や食器が映える洗練された空間に仕上がっています。割烹料理店らしい、プライバシーが確保できる落ち着いた場所を実現しています。

『日な田』

大分と福岡の郷土料理を提供している『日な田』。暖かい色合いの照明と木の魅力を生かしたシックな構えが、見事に郷土料理というテーマとマッチしていますよね。

また、お店が少しわかり辛い場所のため、通りがかった人が店内を見えるように入り口部分が格子をあしらった全面ガラスになっているのもポイント。雰囲気の良さからついつい足を止めたくなってしまう、そんなデザインです。

『TAMAGO COCCO』

新鮮な卵や国産素材にこだわったスイーツ店『TAMAGO COCCO』。白を基調としたシンプルな配色が、清潔感のあるすっきりとした空間を演出しています。

店内にガラスを多用することで、工房でスイーツが焼き上がる様子がうかがえるように。五感を刺激し、購買意欲を掻き立てるデザインに仕上がっています。

【美容業界】おすすめの店舗デザイン事例3選

『&inc』

「海外の知人宅を訪れたような雰囲気」という要望を表現したこちらの店舗。淡色をベースに配色することで柔らかな印象を与えつつ、所々で間接照明を使い広がりを出しています。

そこにアクセントウォールや廻り縁などの海外インテリアを取り入れることで、華やかさを演出。おしゃれでラグジュアリーな雰囲気が漂う素敵な空間ですね。

『puzzle』

こちらの美容院は、ブラックとホワイトを基調にしたモノトーンスタイル。シンプルかつスタイリッシュなデザインで、モダンな魅力あふれる空間に仕上がっています。

美容系では特に重要な清潔感をしっかり出しつつ、高級感も感じられる店舗デザインですね。

『prish 上野店』

自然を感じさせるイノセントな雰囲気のこちらのクリニック。

ウッド素材やホワイトなどのナチュラルカラーをベースとし、そこにグリーンを取り入れた温かみのあるデザインが魅力的です。来訪したお客さんの体の緊張を和らげ、リラックス出来る空間になっていますね。

【アパレル業界】おすすめの店舗デザイン事例3選

『Business Leather Factory TENJIN』

出典元:内装建築.com

天神の地下街にあるこちらのアパレルショップ。通勤や通学で店舗の前を通る方々に向けてちょっとした変化を感じてもらえるよう、開放的な店舗ディスプレイを採用しています。

また、身体寸法を軸にして空間を構成することによって、あらゆる場面でお客さんが商品を手に取りやすい距離を意識した店舗デザインとなっています。

『​一風騎士 本店』

出典元:VOIGER

こちらは、新宿駅前にあるブランド品販売買取店のリニューアル事例。

コーポレートカラーであるグリーンをメインカラーに、高級感や上品さを保ちつつ、ポップな雰囲気を表現しています。

また、競合との差別化を図るためダイナミックな色使いを壁面に施し、インパクトも併せ持つ外観デザインに。

人通りの多いエリアということもあり、メンテナンス性も考慮して1階の壁面にステンレスを使用。インパクトを残しつつも、街に溶け込むようなデザインが魅力的です。

『PLUS YU 立川』

都市を感じるApple製品に加え、アウトドア用品も取り扱うライフスタイルショップ「PLUS YU」。

モチーフであるポートランドの街並みを表現しつつ、店名ロゴの赤をカラーリングとして取り入れることで、視認性を高めています。

また、路面店という利点を活かしてアウトドア用品を屋外に展開できるのもポイント。外空間も店舗の一部として、繋がりを感じられるようなデザインが魅力的です。

コンセプトである「都市と自然の共存」を見事に表現した、素材感を楽しめる空間となっていますね。

デザインを依頼する上で大切なポイント

ここからはデザインを依頼する上で重要なポイントを紹介します。具体的には下記2点です。

  • コンセプトやターゲットを明確にする
  • 理想のイメージサンプルを用意する

2点を準備しておくだけで、デザインの依頼がグッとスムーズに進みますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コンセプトやターゲットを明確にする

コンセプトとは、店舗全体に共通する概念や考え方であり、店舗づくりの基盤となる部分です。

コンセプトが定まっていなければ、いわば店舗の指標がない状態。つまり、お客さんにとっても何がウリの店なのか分かりづらい店舗になってしまいます。

店舗のブランディングを正しく行うためにも、コンセプトを明確にすることはとても重要なポイントと言えるでしょう。

また、年齢や性別、職業など、お客さんとなるターゲット層を具体的に決めておくことも大切です。

しっかりとターゲットを設定することで、お客さんの特性やニーズが明確になり、より効果的な戦略が立てやすくなるでしょう。

理想とするイメージサンプルを用意しておく

自分の理想のデザインを言葉で伝えたり、実際に絵に書くことは簡単なことではありません。

様々な店舗デザインの事例を見て、自分の理想に近い店舗イメージサンプルをいくつか用意しておきましょう

デザイナーとの打ち合わせの際、サンプル写真があると完成のイメージが取りやすなり、話がスムーズに進みます。

まとめ

店舗デザインは、コンセプトやターゲット層や明確にし、依頼する前にしっかりとイメージをつけておくことが大事です。

そのために、さまざまな店舗デザインの事例を見てイメージを膨らませておきましょう。

複数のデザイン事例を見ることで、「自分の店だったら、この部分はこうしたいな」という具体的なイメージが湧いてくるはずです。

また、弊社では店舗ビジネス向けのデザインサービスを展開しております。

依頼内容の背景に着目し、目的ベースでデザインをご提案いたしますので、店舗デザインの依頼をお考えの方はぜひ弊社もご検討ください。

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