「テイクアウトの売上を伸ばすためにチラシを作りたい!」
「自分でチラシを作りたいけど、何から手をつけて良いのか分からない…。」
「無料で使えるテンプレートサイトはどれがおすすめなの?」
「チラシ作成のポイントやコツが知りたい!」
コロナウイルスの影響もあってテイクアウトを実施しているけど、いまいち売上につながらないし、認知拡大や売上アップを図るためにチラシを作ってみようかな?と考える方も多いのではないでしょうか。
でも、まだまだ人出が少ない今の状況で外注するのは予算的に厳しいし、チラシを自作するにも何から手をつけて良いか分からないという方も多いはず。
この記事では、チラシ作りに必要なものからデザインのコツ、無料で使えるテンプレートサイトまで、チラシ作りに役立つ情報をまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
テイクアウトのチラシ作成に必要なもの
- テイクアウトに関する基本情報
- メニューの写真
- 作成用パソコン
テイクアウト用のチラシを作るのに最低限用意すべきものは上記3点。
ただ文言だけでテイクアウトを実施していることを告知しても効果は期待できません。写真などを使い、効果的なチラシを作成しましょう。
テイクアウトに関する基本情報
テイクアウト用のチラシに記載するのは、メニュー情報の他にもテイクアウトを実施していることが来店した人に一目で伝わるように「テイクアウトはじめました」のような分かりやすい文言が必要です。
また、デリバリーと違いテイクアウトの場合はお客さんがお店に直接取りに来るので、お店の住所やロゴなどの基本情報はしっかり掲載しておきましょう。
- テイクアウトを実施していることが分かる文言
- お店の基本情報
- テイクアウト対応メニュー
これらの情報はテイクアウト用のチラシに必ず盛り込むようにしましょう。
メニューの写真
テイクアウト用のチラシを作るにあたって最も重要になってくるのが、このメニューの写真です。
飲食店のチラシは、写真でいかに「シズル感」を出せるかが注文数に大きく影響するので、文言だけでなく必ずメニュー写真も掲載するようにしましょう。
例えばお肉を使ったメニューであれば、こちらのチラシのように肉の断面部分を写すなどして「美味しそう!」と思わせる工夫が必要です。
ドリンクメニューの写真なら、ビンやグラスに水滴がついていた方が購買意欲を刺激できるでしょう。
ただ、写真付きで掲載できるメニューの数はどうしても限られてしまうので、お店のイチオシメニューや人気メニューに絞って掲載しましょう。
作成用パソコン
お店の基本情報と写真があれば、あとはパソコンとインターネット環境を用意するだけでチラシが作成できます。
後半ではパソコンを使って簡単にチラシを作成できるテンプレートサイトも紹介していますので、ぜひご覧ください。
テイクアウトチラシ作成5つのコツ
- ターゲットを明確にする
- 見やすいレイアウトを意識する
- 目を引く情報を入れる
- 具体的な利用手順を記載する
- フォント、配色を工夫する
何も考えずに写真や文言を配置しても、効果的なチラシは作れません。
ここでは、効果的なテイクアウトチラシを作るためのコツを紹介していきます。
ターゲットを明確にする
効果的なチラシを作るためには、まずターゲットとなる層を明確にすることが大切です。
ターゲットは、年齢や性別、利用目的などなるべく具体的に設定しておくことで、デザイン設計や使う写真の方向性が決めやすくなり、分かりやすく効果的なチラシが出来上がります。
お店周辺の地域性などからターゲットを具体的に設定し、そのターゲットに合わせて適切なアプローチをかけるようにしましょう。
見やすいレイアウトを意識する
チラシを見た人に分かりやすく内容が伝わるようにするには、レイアウトがとても重要。
掲載する情報は大まかな項目ごとに分類したり、適度な余白を配置などして見やすくスムーズに内容を把握できるレイアウトを意識しましょう。
レイアウトを考えるにあたって、最低限押さえておきたいポイントは3つです。
- 文章、画像の位置を揃える
- 関連項目をまとめる
- 重要な情報は分ける
これらを意識しながら作成するだけでも格段に見やすいレイアウトになります。
初めてチラシを自作する場合は、変則的なレイアウトには手を出さず、基本に沿ったデザインを心掛けましょう。
目を引く情報を入れる
チラシの内容に興味を持ってもらえように、読み手にメリットを提供することは効果的なアプローチ方法です。
例えば、「期間限定で〇〇増量」や「限定特別価格」などの分かりやすいメリットを記載することで、読み手の目を引くきっかけとなるでしょう。
こちらのチラシのように、限定価格などの情報には赤色を使用するなど、視認性を高める工夫をするとより効果が期待できます。
具体的な利用手順を記載する
チラシを見て興味を持ってもらえても、注文の仕方や受け取りまでの流れが分かりづらいと、利用をためらってしてしまいます。
テイクアウトチラシには、必ず注文から受け取りまでの具体的な利用手順を分かりやすく記載しましょう。
また、メニューの事前予約ができる場合はその旨もチラシに記載しておくべきです。
ネット予約の場合は、チラシに注文用QRコードを載せておくことで購買意欲を下げずにスムーズに注文までたどりつけます。
フォント、配色を工夫する
使うフォントの選定がズレていると、読み手に間違った印象を与えてしまいます。
例えば、カジュアルな印象を与えたいのに「明朝体」ばかりを使用していると、読み手は敷居の高い印象を受けるでしょう。
フォントを選ぶ際は読み手に受けて欲しい印象を考え、それに適したものを使いましょう。
また、チラシデザインを考えるうえで全体の配色バランスも重要です。使用する色は、3色に抑えることで見やすく伝わりやすい表現となりますよ。
- チラシ全体を大きく占めるイメージカラー(70%)
- 文字などに使う基本色(25%)
- キャッチコピーなど特に強調したい文字色(5%)
このように、「70:25:5」の配分を心がけることで、メリハリのあるチラシデザインに仕上がります。
テイクアウトチラシ作成でよくある質問
- 自作チラシで効果は出るのか?
- サービス券はつけた方が良い?
ここではチラシ作成において良くある質問に対して解説していきます。
自分でチラシを作ろうとしている方はぜひ参考にしてください。
自作チラシで効果は出るのか?
自作チラシは、業者に依頼するよりも費用を抑えられるというメリットはありますが、作成時間とセンスが必要になってきます。
庶民的な飲食店の場合は、手書きのチラシでも「味があって良い」と思われるかもしれませんが、高級志向のお店の場合はそうはいきません。
センス次第では逆効果の可能性もありますので、自作チラシの場合は様々なデメリットを把握した上で判断するようにしましょう。
もちろん、必ずしもプロが作るハイクオリティのチラシが効果的とは一概に言えません。
親近感のある自作チラシが反響を出すケースもあるでしょう。
サービス券はつけた方が良い?
割引券があるチラシは、通常のチラシよりも破棄されにくくなるというメリットがあります。
手元に保存されることで、短期的な集客だけでなく数週間・数ヶ月といった集客の長期化にもつながります。
また、お得感をアピールしたいときはこちらのチラシのように「10%オフ」など、具体的な数字を記載することで、説得力が増し興味を持ってもらうきっかけになります。
誰でも簡単にチラシ作成!テンプレートサイトおすすめランキング
1位「Canva」
使用する目的や用途に合わせたテンプレートが数千種類以上の用意されている「Canva」を使えば、専門的な知識やスキルがなくても簡単にチラシデザインが作れます。
無料プランでも十分な機能と素材が提供されているので、費用をかけずにハイクオリティなデザインに仕上がりますよ
2位「ラクスル」
写真と文字を入れていくだけでチラシのデザインができてしまう「ラクスル」。
豊富なテンプレートが用意されているのはもちろん、作ったチラシをそのまま印刷してもらうことできるので、ワンストップで諸々済ませることができます。
飲食店系のテンプレートが特に充実しているので、テイクアウト用チラシを作りたい方にはピッタリですね。
3位「BuzzFood」
飲食店で使う販促物のデザインテンプレート提供サイト「BuzzFood(バズフード)」。
画像とテキストを差し替えて印刷するだけで、簡単にオリジナルのチラシが作成できます。
無料ダウンロードのテンプレートも数多く用意されているので、ぜひこちらも活用してみてください。
飲食業界に強いデザイナーに依頼するなら「SNAC」で
飲食業に特化したサブスク型デザインサービス「SNAC」では、飲食デザインを10年以上手がけてきた専門家が、目的に沿った最適なチラシデザインを作成いたします。
飲食に特化しているので、業界のトレンドも抑えた提案も可能です。
もちろんスポットでのご依頼もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
テイクアウトを実施していても、それをお客さんに知ってもらえないと意味がありません。
メニューの魅力が伝わる効果的なチラシを作成して、テイクアウトでの売上増加を図りましょう。
テイクアウト用のチラシを作るうえで大切なのが、
- ターゲットを明確にする
- 見やすいレイアウトを意識する
- 目を引く情報を入れる
- 具体的な利用手順を記載する
- フォント、配色を工夫する
この5点です。これらを意識して、注文につながる魅力的なチラシを作りましょう。