「パンフレットのデザインをおしゃれにしたい…。」
「おしゃれなデザインにするコツってあるのかな?」
「おしゃれなパンフレットの事例を見て参考にしたい!」
「自分でもおしゃれに作れるテンプレートサイトが知りたい!」
これからパンフレットを作る時や既存のデザインを一新したい時って、どんなデザインにしようかとても迷いますよね。
せっかく新しく作るなら、誰もが目を引くようなおしゃれなデザインにしたいもの。
しかし、ハイクオリティな画像やイラストをただ配置するだけでは、おしゃれなパンフレットには仕上がりません。
使う色の数やスペースを意識しつつ統一感を出すことが、おしゃれなパンフレット作りにおいて重要になってきます。
今回は、おしゃれなデザインにするコツや参考になるパンフレット事例、誰でも簡単にデザインできるおすすめのテンプレートサイトをまとめてご紹介していきます。
ぜひおしゃれなパンフレット作りに役立ててくださいね。
おしゃれなデザインにする4つのコツ
- 余白を十分にとる
- イラストや写真のテイストを揃える
- 使う色は3色でまとめる
- 表紙では情報量を極力減らす
ちょっとした事に気をつけながら作成するだけでも、全体のデザインは格段に見やすくおしゃれに仕上がります。
この項目では、パンフレットをおしゃれに仕上げるコツを紹介していきます。
余白を十分にとる
「余白」とは、パンフレットの紙面において画像やテキストなどの情報を記載していない空白部分のことを指します。
この余白を適度に配置することで、一つ一つの情報が目に留まりやすく、紙面にもまとまり感が生まれるようになりますよ。
余白を使わないパンフレットは情報をたくさん盛り込むことはできますが、読み手に窮屈で見づらい印象を与えてしまいます。
余白を配置することをもったいないと思わずに、全体のデザインバランスを考えて余白を十分にとるようにしましょう。
イラストや写真のテイストを揃える
おしゃれなパンフレットを作るには、写真素材やイラストが必要不可欠。
ただ、テイストの違う写真やイラストを一つの紙面にまとめて使うのは避けましょう。
テイストの違う素材を使ってしまうと、デザイン全体に統一感がなくなり、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。
そうならない為にも、「イラストは同じ作者のものを使用する」「依頼するカメラマンは一人に絞る」などして、素材にも統一感を出すことが大切です。
デザインに統一感のあるパンフレットは、おしゃれな印象を与えてくれるうえに、会社のコンセプトなど伝えたい内容も伝わりやすくなりますよ。
使う色は3色でまとめる
パンフレットをおしゃれに見せる工夫として、使う色の数は意識しておくべきポイントです。
使う色を必要以上に増やしてしまうと、どこに何が配置されているのか分かりづらくなりますし、全体の統一感を崩してしまいます。
使う色の数が増えるほど扱いは難しくなるので、基本的には「3色」を意識して全体のデザインを考えるようにしましょう。
- 紙面全体を大きく占めるベースカラー(70%)
- 印象をつけるメインカラー(25%)
- 強調するアクセントカラー(5%)
この比率を意識して配色を決めることで、全体的にまとまりのあるデザインになります。
まずは印象を決定づける主役のメインカラーを決め、その後ベースカラー、アクセントカラーの順に決めるようにしましょう。
表紙では情報量を極力減らす
パンフレットの表紙は、第一印象を決める重要な部分。
せっかくおしゃれに作ったパンフレットでも、表紙が魅力的でなかったら手に取ってもらえません。
つい中身を見て見たくなる表紙に仕上げるコツは、「情報量を極力減らす」ことです。
表紙には文字情報をたくさん載せるのではなく、会社のコンセプトが一目で伝わるキャッチコピーやちょっとした見出し、会社のロゴを使用する程度に抑えておきましょう。
表紙の最大の役割は「読み手の目に留まる」ことなので、文字情報を多くするよりもインパクトのある画像を使用するなどして、思わず興味を引くデザインにすることが大切です。
参考になるおしゃれなパンフレットデザイン事例
- おしゃれな会社案内パンフレット
- おしゃれなカタログパンフレット
デザインの参考にしたいおしゃれなパンフレットを紹介します。
デザインのイメージが湧かない時などにぜひ役立ててくださいね。
おしゃれな会社案内パンフレット
こちらは放送番組制作事業を展開している会社のパンフレットデザイン。大きく描かれたおしゃれなイラストが親近感を演出しており、番組作りの面白さと喜びを感じる魅力的なデザインですね
こちらは日本No. 1の動物病院グループの会社案内パンフレット。
表紙ページ全面に病院全体の写真を使用することで、病院のスケール感や技術の高さを見事に表現しています。
文字での情報は必要最低限で余白スペースを大胆に使っているので、全体的にスッキリとして清潔感のあるデザインですね。
こちらはこだわりの食材をお届けする宅配サービスを展開している会社のパンフレット。
宅配をイメージした段ボールがモチーフに作られており、おしゃれでインパクトも抜群なパンフレットです。
自然の温もりや暖かさを感じさせるデザイン性を見事に実現していますね。
おしゃれなカタログパンフレット
こちらは飲食業界向けの食器・備品カタログのパンフレット。黒と白の対比がスタイリッシュでとてもおしゃれですよね。
余白スペースを程よく取っているので、見づらくなくスッキリまとまっている印象を受けます。
こちらは人気注文住宅のカタログパンフレット。手書き風イラストを織り交ぜることで、ブランドコンセプトである「ワクワク感」を表現しています。
また、所々に配置されたヴィンテージ風の書体が上品かつおしゃれさを見事に演出していますね。
「美味しそうに演出する包材」がテーマになっているこちらのカタログパンフレット。
暖かみのある配色や温もりのあるファンシー系の用紙が、製品の素材感と優しさを演出しています。
簡単におしゃれなデザインが作れるテンプレートサイト5選
- Canva
- SOZAI GOOD
- パワポン
- ラクスル
- 素材工場
おしゃれなデザインのイメージは大体ついたけど、それを形にするのは中々難しいですよね。この項目では、誰でも簡単におしゃれなパンフレットデザインが作れるテンプレートサイトを紹介していきます。
Canva
『Canva』は、デザイン作業に自信がないという方でも簡単に使いこなせる無料サービスです。
25万点以上のテンプレートと100種類以上のデザインタイプが用意されているから、0からパンフレットデザインを考える必要がありません。
選んだデザインに文字や画像を入力していくだけで、見栄えの良いパンフレットが完成しますよ。
無料プランの機能に物足りなくなったら、より凝ったデザインが可能になるプロ向けや企業向けの有料プランも提供されています。
SOZAI GOOD
一般的なテンプレートサイトが配布しているデザインでは物足りない方におすすめな『SOZAI GOOD』。
質の高いデザイン素材がとにかく豊富で、挿絵に使えるものからフレーム枠まで揃っているので、素材を組み合わせていくだけでも十分おしゃれなパンフレットが完成しますよ。
「レイアウトはある程度できるので、使い勝手のいい素材がほしい」という方はぜひ利用してみてください。
パワポン
アスクルが運営するテンプレートサイト『パワポン』。
製品カタログや会社案内に使えるデザインテンプレートが1500点以上も用意されています。
テンプレートはPowerPointに読み込ませて編集することができるので、普段からPowerPointを操作している人はスムーズに作成できます。
会員登録不要で利用できるので、自分でパンフレットをデザインしようと考えている方はぜひ試してみては?
ラクスル
テンプレートが多彩でどのような業種の方でも利用しやすい『ラクスル』。
用紙サイズはA4からA6、B5〜B6の間で選択でき、2つ折りや外3つ折り、観音折りといった装丁のパンフレットもデザインすることが可能です。
小売や飲食はもちろんのこと、エステや医療、教育関連など、希望するデザインがきっと見つかりますよ。
オンラインでデザインしたあとは印刷までそのまま注文できるので、急いでいるときは頼りになります。
素材工場
おしゃれで優しい印象のパンフレットを作りたいなら『素材工場』がおすすめ。
用意されているテンプレートは、柔らかいタッチで描かれた可愛らしいデザインのものが多く、女性客をターゲットとしている業種のパンフレットによく合いますよ。
PowerPointで編集できるデータになっているので、デザインツールに慣れていない方でも簡単に利用できるのも嬉しいポイントです。
おしゃれなパンフレットを作るなら「DESIGN VIKING」
月額定額制のデザインサービス『DESIGN VIKING』では、どれだけ修正を依頼しても追加費用が発生しないほか、プランによって同時に複数のデザイン依頼も可能です。
経験・実績豊富なデザイナーと担当ディレクターが、あなたにピッタリのおしゃれなパンフレットデザインをご提案から作成まで行います。
もちろんスポットでのご依頼もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
ハイクオリティな画像やイラストをただ配置しても、それだけでおしゃれなパンフレットには仕上がりません。
思わず目を引くような魅力的なパンフレットにするには以下の4点を意識して作成しましょう。
- 余白を十分にとる
- イラストや写真のテイストを揃える
- 使う色は3色でまとめる
- 表紙では情報量を極力減らす
これらを念頭に置きながら、全体の雰囲気を常にイメージして作ることで統一感のあるパンフレットに仕上がります。
ぜひ今回の記事を、おしゃれなパンフレット作成に役立ててください。