「お店のチラシを依頼して作ってもらって、売上を伸ばしたい!」
店舗やサービスの運営をしてる経営者や販促を担当しているあなたは、そう思っていませんか?
売上を上げるためにチラシを作ろうとしても
「広告会社は色々あるし、選べない!」
「チラシデザインで失敗できない!」
「そもそも相場はいくらなの?」
と迷ってしまいますよね。
想像してたのと違っていたり、効果のでないチラシデザインでは依頼して作った意味がありません。
売上に直結するチラシデザインだからこそ、ちゃんとした依頼先を探す必要があります。
そこで今回は、チラシデザインの依頼で失敗しない方法をご紹介!
また費用の相場や依頼するときの流れと注意点を合わせて解説していますので、是非参考にしてみてください。
チラシデザインを依頼したときの相場は?
チラシデザインを依頼すると、高額な請求をされそうなイメージありませんか。
実はチラシデザインの費用は、チラシを作成するときの工程の数で変動しています。
その工程をいくつ任せるのかで、安くなったり、高くなったりしているのです。
ここではチラシデザインを作るときの工程を解説し、その後に安く依頼する方法を紹介していきます。
チラシデザインの費用
チラシデザインを作成するときの工程は、大きく分けて5つあります。
原稿制作費用 | 2万円から4万円 |
素材、撮影費用 | 1回の撮影で3万円から8万円 |
デザイン費用 | 1万円から8万円 |
修正費用 | 3回から4回以上は別途請求の場合が多いデザイン費用の25%程度 |
印刷費用 | 印刷会社に別で注文すると1枚2円から4円 |
この工程に加えて紙のサイズでも値段が変わってきます。
サイズ | デザイン費用のみ | 原稿制作から印刷まで依頼した場合100部印刷 |
---|---|---|
A5サイズ片面印刷 | 1万円〜4万円 | 3万円〜10万円 |
A4サイズ片面印刷 | 2万円〜5万円 | 4万円〜14万円 |
B3サイズ片面印刷 | 4万円〜9万円 | 10万円〜25万円 |
チラシデザインの相場は、A4サイズのチラシデザインで100部印刷した場合、3万円〜12万円ほどになります。
金額に開きがありますが、この開きはどれだけの工程を任せたのかの違いです。
チラシデザインを安く依頼する方法
チラシデザインが高くなるのは作業工程が多く、人件費がかかるからです。
なので費用を安くするには、人の手のかかる工程を減らせばいいわけです。
- 原稿や素材を用意する
- ラフ画を用意する
- 印刷を別の会社に依頼する
この3つを用意すると、工程が減ってチラシデザイン料を安くできます。
原稿や素材とは、見てもらいたい人に伝えるメッセージや店舗情報、写真、イラストのことです。
掲載用の画像は、スマートフォンの写真でもいいでしょう、最近の機種は画質が良くなっているので、撮り方に注意すれば綺麗に掲載できます。
ラフ画とは、出来上がりのイメージを伝える下書きで、依頼する会社と相談しながら作成しましょう。
印刷は自分で大手の会社にデータを送り印刷してもらったほうが、安くなる可能性が高いです。
なのでチラシデザインを依頼するときは、デザインデータが料金に含まれているのか、もしくは、買取なのか確認してから依頼するといいでしょう。
チラシデザインの依頼で失敗しない方法
チラシデザインを発注する場合、どのような基準で依頼先を選べばいいのか疑問ですよね。
チラシデザインを作成している会社は複数ありますし、今は個人で依頼を受けている人も多くいます。
依頼先を慎重に選ばないと、思っていたのと違うデザインができてしまったり、金額が見積もりよりも高くなったというトラブルもあります。
ここではトラブルに巻き込まれないようにする方法を解説していきます。
実績のある会社を選ぶ
実績で選ぶというのは、依頼したい会社がどのようなデザインを作成しているのか、サンプルを見て確認することです。
どんな業界のチラシ作成を得意としているのか、会社や個人で変わってくるからです。
例えば飲食店や美容室などの店舗系なら、片面カラーで標準的な紙の厚さのB5からA4サイズぐらいのデザインを、多く制作している会社に依頼するといいでしょう。
ほかに、不動産や新車販売の高額商品を販売する会社なら、両面カラーで紙の厚さも厚くB4からA3サイズの大きいチラシデザインを得意とする会社に依頼します。
紙のサイズが大きくなると、情報量が増えたり、写真の画質も重要になるので、地図制作ができたり、撮影もできたりする会社が必要になります。
依頼する前にしっかりと実績を見て、いくつかの候補を出してから判断すると失敗を防げます。
プレゼン力で選ぶ
プレゼン力で選ぶというのは、提案をしてくれるということです。
チラシデザイン料が安い会社に多いのですが、デザイン案が1つでその中で修正をしていくということがあります。
チラシデザインは配色やフォントによってイメージが、ガラッと変わるので、いくつかの案を見てから決めたほうがよくなります。
それに基本的にチラシデザインを依頼する側は、どのようなデザインが効果的なのか判らないはずなので、プロの作る複数のデザインから選べるのはとても助かりますよね。
独自のサービスで選ぶ
チラシデザインを制作している会社が独自のサービスを展開しているところが多くあります。
例えば、月定額でデザインを頼み放題のサブスクモデルやコンペ方式で1回の依頼で5案以上も提案してくれるサービスなどです。
他にもヒアリングした後にできたデザイン案を見てから、依頼するかを決められるサービスをしているところもあります。
このサービスは自分に合うなと思ったら、問い合わせてみましょう。
チラシデザインを依頼するときの流れ
チラシデザインを依頼するときの流れを解説していきます。
チラシデザインができていく流れを知っておけば、依頼した後に落ち着いて対応できますよね。
チラシイメージ作成
まずはどのようなことを告知したいチラシなのかをしっかりと決めましょう。
誰に何を知ってもらい、どんな行動をしてもらいたいか、チラシの目的を明確にします。
- ターゲット
- 訴求ポイント
- ゴール
この3つを書き出し、チラシデザインの方向性を決めイメージを固めます。
例えば新規オープンの30代女性をメインターゲットにした美容室の場合
ターゲット | 30代女性、仕事をしている、美容に気を使っている | ターゲットは細かく決めると方向性を決めやすい |
訴求ポイント① | 新規オープン | まずは店舗の存在を知ってもらうことから |
訴求ポイント② | 来店したらオプションのトリートメント無料施術 | チラシを見た人の来店動機になるものを、ターゲットに合わせて作る |
ゴール① | 来店 | 「チラシを見た」と言ってもらいチラシの効果を測定する |
ゴール② | リピートしてもらう | リピートに繋がるように、SNSやメルマガをフォローしたら、今日施術したトリートメントの小瓶をプレゼントのような記憶に残るように施策を組む |
ここまで決めると、誰に何を伝えてどんな行動をしてもらいたいか、言語化できているの依頼先に伝えやすくなります。
依頼先を選び打ち合わせ
依頼先を決めるときは、まず実績から確認しましょう。
多くの会社や個人が、今までデザインしてきたチラシのサンプルをサイトに載せているのでそれを確認します。
今回の美容室の新規オープンのチラシだと、A4の片面カラー90kコート紙という一般的な厚さのチラシで十分なので、その中からチラシデザインのサンプルをみて会社を選ぶといいでしょう。
最初の打ち合わせが重要になります。
依頼する先の契約内容や強み、独自のサービス、アフターサービスがあるか確認しましょう
契約をしてデザイン制作が始まれば、キャンセルできない場合が多いので、見積り内容に不明な点がないかしっかりと確認が必要です。
確認できたら、ターゲットや訴求ポイント、ゴールを伝えて、なにか用意するものはあるのか確認しましょう。
素材やラフ画の提出
多くの場合素材やラフ画の提出を求められます。
店舗のイメージが伝わる外観や内観、施術様子の写真を提出しましょう。
原稿も求められるので店舗の基本情報と、体感したいと思わせるキャッチコピーなど打ち合わせで確認した内容を用意して提出します。
チラシデザインのチェック
デザイナーさんが作成したデザインを確認します。
チラシデザインの内容はデザイナーの意図があるので、デザイナーさんから納得するまで説明をしてもらいます。
デザインの装飾が過剰じゃないか、ターゲットが好きそうなデザインになっているか、言葉の言い回し、店舗情報の誤記がないか確認しましょう。
修正回数が決まっていることが多いのでできるだけ、まとめて伝えるようにします。
納品
いよいよ納品です。
印刷までセットのプランであれば、枚数とチラシの色味、掲載事項と最終デザインと相違がないか確認します。
チラシデータだけであれば、中身を確認してOKなら印刷会社に依頼する段取りを組みましょう。
チラシデザインを依頼する際のおすすめ会社7選
業種問わずに依頼できる『ASOBOAD』
『ASOBOAD』は大阪のデザイン事務所が運営しているサービスで制作料金が安く依頼しやすいところが魅力です。
チラシの制作実績も豊富で、多くの業界のチラシデザインを手掛けています。
納品形式もデザインデータか印刷までか選べるようになっています。
もうデザインで悩まなくてもいい『DESIGN VIKING』
定額制で依頼できるデザイン会社です。
月額でチラシデザインが何枚も修正回数が無制限でチラシが作れます。
またチラシデザイン以外にもロゴやショップカード、メニュー表などデザインに関することを依頼できます。
専属のデザイナーにお願いする感覚で自由に依頼できる点が魅力です。
デザイン料だけで依頼できる『DESIGNERS Chirashi.com』
チラシデータだけの販売が基本で、A4サイズの片面カラー印刷が11,000円から依頼できます。
納品形式はPDFかaiデータかどちらかとオプションで印刷まで依頼することができます。
打ち合わせをしてできたデザインを見てから、契約するか選べるので、チラシデザインが思ったとおりにできるか不安な人でも嬉しいです。
とにかく安く依頼したいときに『チラデザ』
チラシデザインが安くて早く急ぎの人におすすめです。
B6サイズを最短で5,000円、10日でデザインデータを納品してくれます。
シンプルな小さめサイズを得意としているので、手配り用のチラシデザインを作りたい人におすすめです。
飲食業ならデザイン依頼し放題『SNAC』
飲食業向けの定額制デザイン作成サービスです。
結果の出るデザインをモットーにチラシやロゴ、看板、のれん、ECサイトのバナーなどデザインに関することを依頼できます。
月額50,000円でデザイナーを雇えると思ったら、人手不足の飲食業界には嬉しいサービスです。
クオリティーの高いチラシを作りたいなら『100人のデザイナー』
年間300件を超える制作実績のあるデザイン会社です。
1回の依頼で平均5.8案もプレゼンしてくれる、提案力の高さが人気をよんでいます。
提案してくれる数が多いので自分のイメージにはなかった発想のチラシデザインができる可能性があります。
クオリティーが高いので周りのチラシデザインと差を付けたいならおすすめです。
出会いが仕事になる『coconala』
クラウドソーシングの会社でチラシデザインを作ってくれる個人に直接依頼ができます。
登録しているクリエイターが多く会社に依頼するよりも安くチラシデザインを制作することができます。
ただ個人との契約でいい人が見つかればいいですが、中には制作途中で連絡が取れなくなってしまうトラブルがあります。
実績見てから選ぶようにしましょう。
チラシデザインを依頼するときの注意点
ここまでの解説でチラシデザインを依頼する準備ができたと思います。
最後にチラシデザインを依頼して、契約する前に注意すべき確認事項を解説していきます。
契約した後に後悔しないためにも、内容を理解した上で契約をしましょう。
依頼先の契約事項を確認する
主に確認するのは3つです。
- 修正回数
- 納期
- 納品の形態
修正回数は会社によって違います。
3回〜5回までのところが多く、なかには無制限ということもあります。
決まった修正回数を超えると追加でデザイン料の25%を求められる場合があるので、チラシ作りが初めてで心配な場合は、修正回数が多い会社を選ぶようにしましょう。
納期は10日から1ヶ月程度です。
チラシデザインを依頼するときの工程の数によって納期が変わってきます。
原稿や素材、ラフ画を用意していると早くできますが、撮影から原稿作りまで依頼すると1ヶ月かかることもあります。
新規オープンのお知らせや、キャンペーン用のチラシは余裕を持って依頼しましょう。
チラシデザインの納品形態は会社によってちがいます。
チラシデザインのデータはPDFやJPEG、Illustratorで編集できるaiデータ、マイクロソフト社のPowerPointなどが多いです。
またチラシ印刷パックのプランの場合、デザインデータの販売が無いこともあります。
契約する前に確認しておきましょう。
最終チェックは入念にする
依頼先にチラシデザインの校了をする前に最後のチェックは必ずしましょう。
- 誤字、脱字はないか
- 住所、電話番号に間違いはないか
- 金額は正しいか
- 日付、曜日に間違いはないか
間違ったまま印刷をしてしまったら、保証がない場合が多いので、複数人でチェックを心がけてください。
まとめ
今回はチラシデザインの依頼で失敗しない方法について解説してきました。
チラシデザインを作ってくれる会社は沢山あり選ぶのが大変です。
しかもチラシデザインは売上を上げる大事な要素で、失敗ができません。
なので3つの失敗しない方法を紹介しました。
- 実績を見る
- プレゼン力を見る
- 自分に合ったサービスを見る
この3つを確認して依頼先を選んでいくと良い効果の出るチラシデザインができるはずです。
もちろん契約する前に下の3つも確認です。
- 修正回数
- 納期
- 納品の形態
出来上がったデザインの最終チェックも忘れずに!
以上「チラシデザインの依頼で失敗しない方法!費用相場や注意点、流れおすすめ制作会社も」でした。