「チラシを作ってみたけど、おしゃれさに欠ける…。」
「スタイリッシュなデザインにする方法ってなんだろう?」
「おしゃれなチラシを作るコツをまとめて知りたい!」
「デザインの参考になりそうなサイトが知りたい!」
初めてチラシを自分で作る時、イメージしてたものと違うデザインになってしまうことってありませんか?
完成した後に「もっとおしゃれなチラシを作りたかった」と理想と現実のギャップを感じる方も多いはず。
ネットやSNSで見るようなおしゃれなチラシを作るには、デザインのコツをしっかり把握しておくことが大切です。
デザインのコツを意識して作るだけで、何も考えずに作るより格段におしゃれなチラシに仕上がりますよ。
今回はおしゃれでスタイリッシュなチラシを作るコツや事例、デザインの参考になるサイトなどをまとめて紹介します。
また、チラシを自作する時におすすめのテンプレートサイトも併せて紹介するので、ぜひおしゃれなチラシ作成に役立ててください。
チラシデザインをスタイリッシュに作る5つのコツ
- デザインのレイアウトを整える
- 情報を詰め込みすぎない
- フォント選びを工夫する
- 雰囲気に合った用紙を選ぶ
- 配色でメリハリをつける
スタイリッシュなチラシを作るには上記5つのコツを意識しましょう。
それぞれの内容を解説していきます。
デザインのレイアウトを整える
チラシを作成する際は、パッと見たときに読み手がスムーズに内容を把握できるようなレイアウトを意識することが重要です。
レイアウトの基本は大きく分けて以下の3つ。
- 文章、画像の位置を揃える
- 関連する情報をまとめる
- 重要な情報は分ける
文章や画像をランダムで配置してしまうと、どこから見て良いのか分かりづらくなり、結果として内容が伝わりにくいチラシになってしまいます。
ごちゃごちゃした印象になってしまわないよう、揃えられる箇所はできるだけ揃えましょう。
情報を詰め込みすぎない
チラシを作る際、「せっかくチラシを作るのだから、たくさん情報を盛り込みたい!」と考えがちですが、情報を詰め込みすぎると可読性を悪くし、本来伝えたい内容が読み手に伝わりにくくなります。
記載する情報をある程度絞り適度な余白を配置することで、読み手がスムーズに内容を把握できるチラシに仕上がります。
フォント選びを工夫する
フォントには、上品な印象を与えるものやアットホームな雰囲気のものなど、様々な種類があります。
フォントを選ぶ際は読み手に受けて欲しい印象を考え、それに適したものを使いましょう。
こちらのチラシでは、全体のフォントを明朝体で統一しているので、真面目で上品な印象を与えてくれますよね。
また、強調したい部分の文字色を赤くすることで視認性を高める工夫もされています。
このように、チラシの文章で使用するフォントはなるべく一種類のみにして、内容に合った書体で統一しましょう。
雰囲気に合った用紙を選ぶ
印象に残るチラシにするためには、用紙選びも重要です。
紹介する商品に高級感を演出したい場合は、通常よりも厚めでマットな質感の紙を使ったり、カフェなどの飲食店ではクラフト紙や特殊紙を選ぶことで、温かみのある雰囲気をチラシに反映させることができます。
このように、チラシの紙質によって読み手の印象は左右するので、お店のコンセプトや紹介する商品に合った用紙を選ぶようにしましょう。
配色でメリハリをつける
チラシ全体の配色を決める際、「イメージカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3色を基本ベースに構成を考えましょう。
配色を3色に抑えることで、すっきりと見やすくメリハリのあるチラシに仕上がります。
- ベースとなるイメージカラー:70%
- メインカラー:25%
- アクセントカラー:5%
上記の面積比を意識した配分を心がけましょう。
デザインのテーマとなる「メインカラー」を最初に設定し、その後「イメージカラー」、「 アクセントカラー」の順に決めるのがおすすめです。
参考にしたいスタイリッシュなチラシデザイン事例
- 見出しを活かしたチラシデザイン
- 写真を活かしたチラシデザイン
見出しの文字の色を変えて存在感を示したり、写真の配置位置を工夫することで一気におしゃれ感が増します。
見出しや写真を上手に活用したチラシデザイン事例を見てみましょう。
見出しを活かしたチラシデザイン
こちらのチラシでは、春を感じさせる鮮やかな色使いの和文フォント、着物の帯をモチーフにしたロゴマークを使った見出しが上品さを見事に演出しています。
程よい余白が確保されたすっきりとしたデザインなので、穏やかで落ち着いた印象を受けますね。
こちらのチラシは文字の一部だけ色を変えることで、見出しに視線を誘導させる工夫がされています。また、3色でまとめられたシンプルな配色がおしゃれ感を演出していますね。
写真を活かしたチラシデザイン
こちらのデリバリーチラシでは、実際の焼肉弁当の写真を大きく配置することで、読み手に分かりやすく商品の魅力を伝えています。
飲食業界のチラシなら写真を通して「シズル感」を与えることが重要になってきますし、美容やコスメ業界のチラシなら「清潔感」やブランドの「世界観」を伝える工夫が必要になってきます。
チラシデザインの参考になるおすすめサイト4選
パンフレット&チラシ見本帳
『パンフレット&チラシ見本帳』は、チラシやパンフレットなど、あらゆる印刷物の見本が集まったサイトです。
各デザインに「チラシ」「食品」「A4」といったタグが付けてあるので、自分の気になるジャンで絞って表示することができますよ。
シンプルでおしゃれなチラシデザインが多く掲載されており、画像だけでなくデザインごとに解説も記載されているのも嬉しいポイントですね。
今日のフライヤー
チラシやフライヤーのデザインを集めたサイト『今日のフライヤー』では、シンプルな色づかいで構成されたデザインが多く掲載されています。
1960年代のチラシデザインなど、レトロで力強いデザインも載っているので他サイトとはまた違った面白さがあります。
シンプルでインパクトのあるチラシを作りたい方は特に参考になりますよ。
FLYER ARCHIVE JP
『FLYER ARCHIVE JP』は、デザイナーでもある運営者が1999年頃から集めた多数のチラシ・フライヤーデザインを閲覧できるサイトです。
デザイン性が高い映画や舞台のチラシがたくさんあり、他では中々見られないテイストのチラシデザインを見ることができますよ。
サイズやテイスト別だけなく、年代別に過去のデザインを検索できるのでぜひ一度覗いてみては?
Pinterest(ピンタレスト)とは、ネット上にある画像を自分のリストにピンして集めていく画像共有サービスです。ブックマーク感覚であらゆる画像をリストに追加でき、仕事用やプライベート用など、カテゴリに分けることもできます。
画像の種類やテイストで検索すると、他のユーザーがピンした画像も表示されるので、魅力的でクリエティブな画像がたくさん出てきます。アイデア探しに非常に役に立つサイトですので、チラシデザインを参考にしたい方はぜひ利用してみてください。
おしゃれなチラシが作れるテンプレートサイト3選
デザインテンプレートが数千種類!『Canva』
クオリティの高い豊富なデザインテンプレートが揃う『Canva』。アニメーションなどの素材もあるので、デザイン経験がない方でもイメージ通りに仕上がります。
無料プランでも十分な機能と素材が提供されているので、費用をかけずにハイクオリティなものが作れますよ。
パワーポイントで本格デザイン作成!『パワポン』
ASKULの運営サイト『パワポン』は、その名の通りパワーポイントで編集できるのが特徴で、誰でも簡単に本格的なチラシデザインを作成することができます。
無料で使えるテンプレートは全部で1500種類以上あり、完成度の高い様々なパターンが用意されていますよ。
写真と文字を入れて簡単作成『ラクスル』
オンラインでチラシデザインの作成が行えるサービス『ラクスル』。
豊富なテンプレートが用意されているのはもちろん、作ったチラシをそのまま印刷してもらうことできるので、ワンストップで諸々済ませることができます。
飲食店系のテンプレートが特に充実しているので、飲食関係のチラシを作りたい方には特におすすめのサイトですよ。
おしゃれなチラシを依頼するなら『DESIGN VIKING』
月額定額制のデザインサービス『DESIGN VIKING』では、どれだけ修正を依頼しても追加費用が発生しないほか、プランによって同時に複数のデザイン依頼も可能です。
経験・実績豊富なデザイナーと担当ディレクターが、あなたにピッタリのおしゃれなチラシデザインをご提案から作成まで行います。
もちろんスポットでのご依頼もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回はおしゃれなチラシを作るコツや事例、デザインの参考サイトやテンプレートなど紹介しました。読み手の印象に残るおしゃれなチラシを作るには、
- デザインのレイアウトを整える
- 情報を詰め込みすぎない
- フォント選びを工夫する
- 雰囲気に合った用紙を選ぶ
- 配色でメリハリをつける
この5点を意識することがとても大切です。
ぜひ今回の記事で紹介した内容を参考に、おしゃれなチラシ作成に役立ててください。