【初心者必見】三つ折りパンフレットデザインの作成ポイントを解説

「学校案内のパンフレットを作成したい」
「自社商品の概要をまとめたパンフレットを作りたい」
「新商品が出来たので、リーフレットを作成してDMで送りたい」

チラシでは掲載したい内容が収まりきれないけれど、冊子のパンフレットにするほどでもないとき、三つ折りパンフレットは丁度よい存在です。

この記事では、三つ折りパンフレットの特徴や、作成時に考慮しておくと良い5つのポイント、おすすめの無料デザインツールをご紹介します。

名称の統一について

1枚の紙を複数回折りたたんだものを「折りパンフレット」または「リーフレット」と呼びますが、その区別は一般的には曖昧になっており、ひとまとめに「パンフレット」と呼ばれることが多くなっています。この記事では三つ折りにしたリーフレットの呼び方も「三つ折りパンフレット」で統一しています。

目次

三つ折りパンフレットとチラシの大きな違い

三つ折りパンフレットとチラシの違い

「三つ折りパンフレット」と「チラシ」の一番の大きな違いはページ構成です。

チラシは、折り曲げずに使用される場合がほとんどです。1ページの中に掲載する内容すべてが詰め込まれています。両面印刷の場合でも、最大で2ページにしかなりません。

三つ折りパンフレットは「折り」がページの役割を果たしています。表面・中面合わせて6ページとなり、それぞれのページに情報を分けられるので、チラシよりも多くの情報を整理して掲載可能です。

また、用途によっても違いがあります。チラシは新聞の折り込みやポスティングに使用されることが多く、「瞬時に興味を引くようにインパクト重視」の印刷物です。

それに対し、三つ折りパンフレットは主に単体で設置・配布される「読むことを目的」とした印刷物です。

同じ1枚の紙ですが、それらを踏まえてどちらで作成した方が良いのか考えて選択しましょう。

三つ折りパンフレットの特徴

三つ折りパンフレットは、広げるとA4サイズの紙が横に3枚分繋がっていて、表面・中面ともに3面ずつの、計6ページで構成されています。

この6ページ構成は、チラシや冊子にはない特徴があります。

ストーリー性を演出しやすい

三つ折りパンフレットは、チラシよりもストーリー性を出しやすい特徴があります。

たった2回折っただけですが、実はこの「折り」が優れものなのです。三つ折りの形は、商談シーンや営業時、自然な流れでコンテンツを説明できます。

まずは表紙を開くファーストオープンは見開きで二面、そして折り込まれた面を開くフルオープンで、全て開いた状態の三面に展開。

3ステップで展開する三つ折りパンフレット

この「表紙→ファーストオープン→フルオープン」の3ステップに合わせてレイアウトすると、起承転結が表現しやすくなります。

ストーリー性を持たせたレイアウトのパンフレットは、バラバラと説明されるよりも話が入ってきやすく、読み手や聞き手にストレスがかかりません。

問題提起から解決のための手立てが考えられてレイアウトされていれば、商談もスムーズに進むでしょう。

コンパクトで使い勝手が良い

三つ折りパンフレットはコンパクトで使い勝手が良い

同じ仕上がりA4サイズでも、A3二つ折りは表面・中面で4ページですし、チラシは裏表で2ページです。しかし三つ折りパンフレットは6ページなので、ページ数の割にはコンパクトな仕上がりになっています。

「ページ数が多い」=「情報を多く掲載できる」ということです。この使い勝手の良さが、三つ折りパンフレットのメリットと言えますね。

また、仕上がりA4の1/3サイズは、仕上がりA4サイズよりもよりコンパクトなので、ひとつの項目について詳細を掲載するのに適しています。

三つ折りパンフレットの折り方は大きく分けて2種類

三つ折りパンフレットの折り方は2種類

三つ折りパンフレットの折り方は「巻き三つ折り」と「外三つ折り」の2種類です。横方向に展開するものが多いですが、縦方向でも作成可能です。

巻三つ折り

「巻き三つ折り」は、表紙を開くと片側のページが巻き込むように畳まれており、さらに開けるようになっています。

「三つ折り」と言えばほとんどがこの折り方です。他にも、「片観音折り」や「C折り」などと呼ばれる場合もあります。 

外三つ折り

「外三つ折り」は、三面あるうちの両端をそれぞれ谷折りと山折りに折っています。上から見るとジグザグでZの形に見えることから「Z折り」とも呼ばれています。

表紙を開いて2面、裏表紙を開いて2面の構造になっているので、2つのトピックスがある場合におすすめです。表紙がふたつあるイメージで、どちらから開いても問題のないデザインにするとよいでしょう。 

三つ折りパンフレットの効果的なデザイン作成のための5つのポイント

三つ折りパンフレットのデザイン作成のための5つのポイント

ただなんとなく6ページにデザインを割り付けても、効果的な三つ折りパンフレットは作成できません。

以下の5つのポイントを取り入れると、商品宣伝用のパンフレットとしても、商談用アイテムとしても優秀なパンフレットデザインとなります。

  1. 仕上がりサイズを考える
  2. 見る順番を意識してレイアウトする
  3. 見開きレイアウトでインパクトを出す
  4. 折り目に文字がかからないようにする
  5. 設置場所を考えた表紙デザインにする

①仕上がりサイズを考える

三つ折りパンフレットのデザインを作成する前にまず知っておきたいのは、サイズの呼び方です。

ひとくちに「A4」と言っても、折る前のサイズがA4なのか、折った後のサイズがA4なのかを確認しておく必要があります。

「仕上がりA4」というと、通常は折った後のサイズがA4で、折りを全て展開するとA4が横に3つ並んでいる状態のものを指します。

印刷業者やテンプレートサイトによっては、呼び方に違う場合があるので「出来上がった時にサイズが違う!」とならないように、自分がどのサイズで作成したいのかを事前に確認しておきましょう。

そして、用途によって適切なサイズは異なります。店頭や案内所などに置く場合は、設置場所のスペースを確認しておく必要があります。郵送する場合は、封筒サイズや郵送の方法によっても仕上がりサイズを考えなければなりません。

仕上がりサイズがA4・B5など、大きめにしたほうが良い場合
  • 表紙を大きく見せたい
  • 広げたときにインパクトを出したい
  • 情報量を多く載せたい
仕上がりサイズがA4の1/3など、小さめにした方がいい場合
  • 封筒に入れるので出来るだけコンパクトにしたい
  • 設置スペースが限られている
  • ひとつの商品について訴求したい

②見る順番を意識してレイアウトを作成する

人が三つ折りパンフレットを見る順番はだいたい決まっています。見る順番を意識するとレイアウトが組みやすくなります。

巻き三つ折りの場合

①表紙→②裏表紙→③表紙の裏→④巻込み面→⑤裏表紙の裏→⑥巻込み面の裏

人が三つ折りパンフレットを見る順番

パンフレットを手に取るとまずは表紙と裏表紙を見ます。そして表紙をめくり、中面を順に見ていきます。

ページを開くという行動には、読み手に労力がかかっています。何気ない仕草ではありますが、興味がなければページをめくることはありません。

そのため、表紙・裏表紙には目立たせたい項目や、読み手の興味を引きやすいものを持ってくると、ページを開く確率があがります。

中面を最後まで読んでもらうために、伝えたい情報の優先順位を考えて、ページを見る順番を考慮してレイアウトしましょう。

③見開きレイアウトでインパクトを出す

複数ページにまたがってレイアウトすると、ダイナミックで印象に残りやすい三つ折りパンフレットになります。

巻き三つ折りの場合、折りをすべて開いた状態の3ページ分を使って情報を掲載できます。しかし、表紙を開いた時に表紙裏と巻き込み面が隣り合わせになることも考慮したレイアウトが必須です。

https://twitter.com/midori_chiiki/status/1407998125701144584?s=20

④折り目に文字がかからないようにする

見開きでレイアウトした場合、折り目部分に文字がかからないように注意しましょう。

折り目部分はシワになりますので、小さな文字は読みづらくなります。文章の途中で折り目にかかる時は、適宜スペースを入れて折り目に文字がかからないよう対処すると、読み手に親切です。

見出しなどの大きな文字が折り目にかかった場合は、折り目がシワになっていても読めますのでこの限りではありません。

また、文字だけでなく、写真を配置した時でも注意すべき場合があります。特に人の目のあたりが折り目にかかってしまっては印象が良くありません。少しずらして配置するなどの対処をしましょう。

文字や写真は折り目にかからないよう注意する

⑤設置場所を考えた表紙デザインにする

設置場所を考慮して、表紙デザインを考えましょう。

例えばラックに立てて設置する場合は、手に取る前はパンフレットの上部しか見えません。タイトルなどは表紙の上部に配置すると、ラックに設置された場合でも何のパンフレットかが認識でき、手に取る確率も上がります。

また、パンフレットの中身がどんなに良くても、表紙のデザインがイマイチだとページが開かれない可能性があります。つい手に取ってしまうような、魅力的な表紙デザインを作りましょう。

パンフレット作成のおすすめ無料デザインツール3選

三つ折りパンフレットのデザインを自分で作成する際、折り目がどの位置にくるのか目安がないと、レイアウトしづらいですよね。

デザインテンプレートを元に作成すれば、折り目の位置もあらかじめ分かり、完成形もイメージしやすくなります。

自分が作成したいテイストのテンプレートを選び、文字や写真を差し替えていくだけで簡単に作成できるので、是非デザインテンプレートを活用しましょう。

『vistaprint』

出典元:vistaprint

『vistaprint(ビスタプリント)』は2,500を超える多彩なテンプレートの中から、業種別、スタイル・テーマ別、カラー別などで検索が可能です。

編集画面は直感で作業しやすく、デザイン初心者にも易しい作りになっています。キャッチコピーや説明文などの文字情報は、左側にあるテキストエリアに入力するだけでデザインに反映でき、短時間で高クオリティなパンフレットデザインを作成できます。

『ラクスル』

出典元:ラクスル

ネット印刷大手の『ラクスル』が提供しているデザインサービスは、誰でも簡単に三つ折りパンフレットのデザインが作成できます。

また、デザインが完成したらそのまま印刷注文ができるので、初心者がつまずきがちなデータ入稿作業が簡単です。注文部数や出荷日によって費用を抑えられるところも嬉しいポイントです。

『Canva』

出典元:Canva

『Canva(キャンバ)』は、自由度の高いオンラインデザインツールです。ブラウザ版だけでなく、iOS版とAndroid版のアプリがリリースされているので、スマートフォンからでもデザインが作成できます。

大胆に写真を配置するデザインテンプレートが充実しており、飲食系や観光系など、ビジュアルで魅せるパンフレットを作成したい場合におすすめです。

自分で作ったデザインがイマイチなときはプロに依頼するのも◎

テンプレートを使ってデザイン作成に取り掛かったもののうまく作れなかった とりあえず形には出来たものの何かしっくりこない 本当にこのデザインで良いのか不安になった

そんなときは、デザインのプロに依頼することも検討しましょう。

もちろんデザイン費は掛かりますが、プロのノウハウが詰め込まれたパンフレットは効果が期待できます。

また、商談シーンにおいては、中途半端なパンフレットよりも納得いくデザインのパンフレットを使った方が、自信を持って商談に臨めますよね。

『Design Viking』では、三つ折りパンフレットに限らずチラシやポスター、ロゴやウェブサイトなど、あらゆるデザインを定額で依頼できるサブスク型デザインサービスを行っています。

通常デザイン業者に依頼すると修正費が掛かりますが、Design Vikingでは、ちょっとした修正も、新たに作るデザインでさえも追加費用は発生しません。

定期的にパンフレット内容を変更したい場合や、新たなコンテンツを展開したい場合におすすめです。

三つ折りパンフレットデザイン作成についてのまとめ

三つ折りパンフレットは、表面・中面ともに3面ずつの、計6ページで構成されています。起承転結を考えたページ構成にすることで、商談シーンでも自然な流れでコンテンツの説明が可能です。

今回紹介した5つのポイントを取り入れると、デザイン初心者でもグッと見やすく効果的な三つ折りパンフレットのデザインを仕上げられますので是非取り入れてくださいね。

  1. 仕上がりサイズを考える
  2. 見る順番を意識してレイアウトする
  3. 見開きレイアウトでインパクトを出す
  4. 折り目に文字がかからないようにする
  5. 設置場所を考えた表紙デザインにする

もしデザインテンプレートを使ってもイマイチなデザインになってしまうときは、プロのデザイナーに依頼してみるのもひとつの手です。

自分が作ったデザインをどう修正したらいいのか分からないまま悩んでしまっては、時間がいくらあっても足りません。

経験豊富なディレクターやデザイナーがいる業者に相談して、納得のいく三つ折りパンフレットのデザインを作成してくださいね。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる