「チラシを作りたいけど、料金相場はどれくらいなんだろう」
「具体的に何にお金がかかるのか分からない」
「費用を安くする方法が知りたい!」
「安く依頼できるデザイン会社はないの?」
チラシを自分で作る時や業者に依頼する時って、まずは色々なチラシデザインを見て参考にしますよね。
でも、自分好みのチラシデザインが中々見つけられなかったり、もっと幅広いテイストのデザインが見たいと考える方も多いはず。
チラシ作成の際に「理想に近いデザイン」があるということは、依頼する時のイメージ作りにも、自ら作成する際にもとても便利で心強いもの。
あらゆるデザインを見ておくことで、自分の発想の幅が飛躍的に広がります。
そこで今回は、チラシデザインの参考になるサイトをテイスト別にご紹介していきます。
シンプルなデザインが見たい方も、個性的でハイセンスなデザインが見たい方もぜひ参考にしてみてください。
チラシ作成のポイント
チラシ作成をする際は、以下のポイントを意識するようにしましょう。
- コンセプトを明確にする
- デザインのレイアウトを決める
- 目的に合わせた写真やイラストを使う
チラシのコンセプトを明確にする
チラシを作成する際は、「誰に」「何を」伝えたいか、コンセプトを明確にしておかなければいけません。
コンセプトを固めずに作成を進めてしまうと、見た人に伝えたいメッセージが届きにくいチラシになってしまいます。
「何のためにチラシを作成するのか?」「どういう人に読んでもらいたいのか?」というのを明確にしておけば、ターゲットの目を引くデザインの方向性を決めやすくなります。
チラシデザインのレイアウトを決める
情報量の多いチラシは読み辛くなるうえに、見た人にインパクトも与えられません。
大まかな項目ごとに分類し、人の目の動きを考えてレイアウトを工夫することが大切です。
適度な余白を配置するなどして、読み手がスムーズに内容を把握できるレイアウトを意識しましょう。
こちらの記事ではチラシデザイン作成のコツや注意点を解説していますので、併せて読んでみてください。
チラシデザインの目的に合わせた写真やイラストを使う
伝えたい雰囲気を即座に伝えられる写真やイラストは、チラシを見た人の印象を左右するとても重要な要素です。
お店の雰囲気や、商品の内容がイメージしやすい画像を使うようにしましょう。
画像を多く使う場合は、一番効果的な画像を大きめに配置しメリハリをつけることで、パッと見た時の印象が良くなります。
使い勝手の良いチラシデザイン参考サイト3選
Pinterest(ピンタレスト)とは、ネット上にある画像を自分のリストにピンして集めていく画像共有サービスです。
ブックマーク感覚であらゆる画像をリストに追加でき、仕事用やプライベート用など、カテゴリに分けることもできます。
画像の種類やテイストで検索すると、他のユーザーがピンした画像も表示されるので、魅力的でクリエティブな画像がたくさん出てきます。
アイデア探しに非常に役に立つサイトですので、チラシデザインを参考にしたい方はぜひ利用してみてください。
チラサク
チラシのデザイン制作から印刷まで依頼できる『チラサク』では、業種ごとのチラシデザイン例が多数掲載されています。
写真だけでなく、デザイン制作の背景や、印刷を含めた見積もり内容などが記載されているので、費用感も参考にできますよ。
デザイン事例は随時更新されているので、常に最新の事例が見れるのもポイントです。
Shufoo!
『Shufoo!』は、あらゆる地域の最新チラシが無料で見れる日本最大級のWebサービスです。
2001年のサービス開始以来、掲載企業数・ユーザー数ともに伸長を続けており、Webサイトからだけでなく、アプリを使ってあらゆるチラシを手軽にチェックできます。
家電量販店やスーバーなど、地域に配布されているチラシが多数掲載されているので、小売・販売業のチラシを作成したい場合は特に参考になるでしょう。
シンプルなチラシデザインが豊富な参考サイト3選
Creative Market
世界最大規模の素材販売サイト『Creative Market』。
世界規模だけに、クリエイティビティ溢れるデザインが多数掲載されています。
「flyer design」と検索すると、サイト内で販売されているチラシデザインのテンプレートが表示されます。
全体の色づかいなど、日本ではあまり見られないデザインが多いので、海外感のあるデザインテイストを探している方はぜひ利用してみてください。
今日のフライヤー
チラシやフライヤーのデザインを集めたサイト『今日のフライヤー』
シンプルな色づかいで構成されたデザインが多く掲載されているのが特徴で、シンプルかつインパクトのあるチラシを作りたい方は特に参考になるでしょう。
1960年代のチラシデザインなど、レトロなデザインも載っているのでつい見入ってしまいます。
パンフレット&チラシ見本帳
『パンフレット&チラシ見本帳』は、チラシやパンフレットなど、あらゆる印刷物の見本が集まったサイトです。
様々な業種のチラシデザインが分かりやすく掲載されており、メニューから業種の絞り込みもできます。
スッキリとしたシンプルなデザインが多く掲載されており、画像だけでなくデザインごとに解説も記載されているのもポイントです。
芸術性の高いチラシデザインが豊富な参考サイト3選
FLYER ARCHIVE JP
色々なジャンルやテイストのグラフィックデザイン参考サイト『FLYER ARCHIVE JP』。
運営者が1999年頃から収集した多数のチラシ・フライヤーデザインを閲覧できます。
映画や舞台などのチラシがたくさんあり、他では中々見られない芸術性の高いデザインを見ることができますよ。
サイズやテイスト別だけなく、年代別にチラシデザインを検索できるのもポイント。
typo/graphic posters
海外のデザイン会社が運営している『typo/graphic posters』。
日本ではあまり見ないテイストのデザインが多く掲載されており、個性的なデザインでインパクトを狙いたい方におすすめのサイトです。
タグで検索すればテイスト別にデザインを一覧表示できるので、海外のサイトながらとても使い勝手が良いですよ。
Behance
adobeが運営する『Behance』は、世界中のクリエイターが自身の作品を公開している世界最大のポートフォリオサイト。
「チラシ」「flyer」で検索すると、日本や海外のチラシデザインを見ることができます。
また、自分の好みのデザインテイストを見つけた場合は、そのクリエイターのページに行けば過去の作品も全て見ることができます。
チラシデザインの参考になる本5選
ノンデザイナーズ・デザインブック
20年以上愛されている、デザインの定番書『ノンデザイナーズ・デザインブック』。
デザインの「4つの基本原則」の解説、チラシやパンフレットなどをデザインする際のテクニックを学べます。
デザインの基礎部分をしっかり学べるので、チラシデザインに活用できるのはもちろん、様々なデザイン制作に活かすことができる一冊です。
なるほどデザイン
『なるほどデザイン』はデザインに関する基礎知識やルールを「目で見て楽しめる形」にまとめた本です。
実際のデザイナーによる分かりやすい解説が魅力的で、楽しみながらデザインのあれこれが学べますよ。
初心者の方だけでなく、ある程度キャリアのある人が読んでも面白いと思える内容になっています。
1目で伝わる構図とレイアウト
デザインのレイアウトをテーマ別にまとめた『1目で伝わる構図とレイアウト』。
文字配置の基本構図やイラストの活用方法など、実際の制作に使える知識がつく一冊です。
「デザイン性だけでなく、全体の構図も学びたい!」という方におすすめですよ。
実用的なチラシデザイン
実用的なチラシの実例を分かりやすくまとめた『実用的なチラシデザイン』。
飲食や金融、小売など、多種多様な業種のチラシデザインが収録されています。
実例ごとにポイント解説がついているので、デザインに関する疑問点を解決できるのもポイント。
クライアントとの打ち合わせなどで、デザインのイメージを固めるのにとても役立つ1冊です。
目的別チラシデザイン
『目的別チラシデザイン』は、業種別やターゲット別にしたデザインの見方をまとめた一冊。
良いデザイン例だけでなくNG例も端的にコメントされており、デザイン制作でやってはいけないことを分かりやすく学べます。
コンセプトなどのマーケティング部分についても少し触れられているので、マーケティング視点も養いたい方には特におすすめですよ。
まとめ
チラシを作成する際は、コンセプトの明確化やレイアウトの工夫など、抑えておくべきポイントがあります。
読み手がスムーズに内容を把握できるチラシデザインを作れると、より効果が期待できます。
また、チラシデザインを依頼しようと考えている方も、自分で作ろうと考えている方も、色々なデザインを見てイメージを膨らませることはとても重要です。
チラシデザインが載っているサイトにもそれぞれテイストに特徴があるので、自分の理想・業種に合ったサイトをまとめておくと良いでしょう。
ベースとなるイメージを固めておくことが、チラシ作成の進行において重要な要素になるので、ぜひ今回紹介したサイトを参考に理想のデザインを見つけてみてください。