「パンフレットを作りたいけど、デザインに自信がない…。」
「デザインの参考になるサイトが知りたい!」
「センスの良いデザインをまとめたサイトはないの?」
「参考になる事例や作り方のポイントが知りたい!」
会社案内や商品紹介に欠かせないパンフレット。
でも、いざパンフレットを作ろうと思ってもチラシのように1ページだけじゃないし、全体のデザインを考えるのは中々難しいですよね。
パンフレットを業者に依頼する場合でも、事前にイメージを固めておくことは非常に重要です。
なぜなら、パンフレットデザインのイメージをある程度固めておくことで、製作側との無駄なやり取りがなくなりコスト削減にもつながることがあるからです。
そこで今回は、デザインの参考になるサイトや効果的なパンフレットを作るポイントをまとめてご紹介していきます。
センスの良いパンフレットデザインを探している方やこれからパンフレットを作ろうとしている方はぜひ参考にしてみてください。
効果的なパンフレットデザインを作る5つのポイント
- 使う写真にこだわる
- 情報を整理したデザインにする
- ターゲットと目的を明確にする
- イメージに合った配色を意識する
- イラストでデザインの質を上げる
綺麗で洗練されたデザインのパンフレットであれば、読み手は「取り扱っている商品やお店もセンスが良いのだろう」と感じるもの。
ここでは、効果的なパンフレットデザインを作るポイントについて解説していきます。
使う写真にこだわる
写真は文字よりも読み手にイメージを伝えることができ、印象にも残しやすいもの。
パンフレットデザインを考えるうえで、どんな写真を使うかはとても重要なポイントです。
ここで注意しておきいのが、ただ画質が綺麗な写真を使えば良い訳ではなく「目的やコンセプトに合った写真を使う」ということ。
こちらのパンフレットでは、ページ全面に病院全体の写真を使用することによって、病院のスケール感、技術の高さを見事に表現しています。
このように、質の高い写真を使うことはインパクトのある効果的なパンフレット作成につながります。
ターゲットと目的を明確にする
パンフレットをどんな人に見てもらいたいのか、何を伝えたいのかをはっきりすることが大切です。
目的やターゲットが明確でないままパンフレットを作成しても、望む結果は得られません。
「会社の魅力を伝えるために作る」「商品の紹介のために使う」など、パンフレットを作る目的をまず明確にしてから制作に取り掛かりましょう。
情報を整理したデザインにする
紙面に情報を詰め込みすぎると、読み手に伝えたい内容が伝わりづらくなってしまいます。
載せたい情報をただ詰め込むのではなく、制作の目的としっかり照らし合わせながら掲載すべき情報をまとめることで、見やすく伝わりやすいデザインに近づきます。
こちらのパンフレットのように、余白を活かしながらデザインすることで紙面にまとまり感が生まれるようになりますよ。
見やすいパンフレットは余白の使い方がどれも上手なので、デザインを考える際は余白の部分も重視するようにしましょう。
イメージに合った配色を意識する
色の統一感が無いとバランスが崩れて見づらくなったり、内容が伝わりづらいデザインになってしまいます。
使う色の数が増えるほど扱いは難しくなるので、基本的には「3色」を意識してイメージをつけると良いでしょう。
3色の比率は、以下の数字が理想的だとされています。
- チラシ全体を大きく占めるベースカラー(70%)
- 印象をつけるメインカラー(25%)
- 強調するアクセントカラー(5%)
この比率を意識して配色を決めることで、全体的にまとまりのあるデザインになりますよ。
イラストでデザインの質を上げる
パンフレットの空いたスペースにイラストを添えてあげると、全体のおしゃれ感がグッと増します。
こちらのパンフレットでは、会社案内のページにPOPなイラストを混ぜることによって親近感やワクワク感を表現しています。
このように適度にイラストがあると、おしゃれで暖かい印象を受けますよね。
イラストを使う際に注意したいのが、フリー素材ばかりを使うこと。
ありきたりな素材を使って作ると、読み手に「どこかで見たことあるな」と思われてしまい独自性を損ないます。
イラストのセンスにこだわりたい場合は、専門のイラストレーターにお願いするようにしましょう。
参考にしたいパンフレットデザイン事例集
- 会社案内のパンフレットデザイン
- サービス業のパンフレットデザイン
参考になるパンフレットデザインの事例をジャンル別にまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
会社案内のパンフレットデザイン
こちらは人材派遣会社の会社案内パンフレット。画像やイラストは使用せず、文字とグラフィックのみで構成されたシンプルで見やすいデザインとなっています。
配色もシンプルにまとめられており、清潔感がありますよね。
こちらは不動産デベロッパーの採用向けパンフレット。
「ひと。とし。くらし。」というコンセプトに基づいた写真を使用しており、全体的に統一感があります。
サービス業のパンフレットデザイン
こちらはウエディングプランの紹介パンフレット。パステルな配色でまとめられたPOPなデザインが、華やかさとワクワク感を演出しています。
京都の定番みやげを紹介しているこちらのパンフレットは、フォント・写真・イラストを使い分けた気品溢れるデザインが魅力的。
実際の商品写真を大きく使いインパクトを与えつつも、全体的にコンパクトにまとめられています。
パンフレットデザインが多数!おすすめギャラリーサイト5選
- パンフレット&チラシデザイン見本帳
- Creative Market
- パンフレット作成ラボ
- FAJP
パンフレットデザインの参考になるサイトを紹介していきます。
デザインのアイデアが浮かばない時はイメージを固めたい時にぜひ利用してみてください。
パンフレット&チラシデザイン見本帳
「パンフレット&チラシデザイン見本帳」は、実際に使われたカタログやパンフレットがまとめられたサイトです。デザインごとに解説文が添えられているので、制作の意図や配色面などとても参考になりますよ。
掲載されている冊子は1ページごとにスキャンされており、拡大すれば細かい部分までチェックすることが可能。
また、冊子に使われている色味のカラーパレットまで掲載されているのが嬉しいポイントです。
ブックマーク感覚であらゆる画像をリストに追加できる「Pinterest」。
画像の種類やテイストで検索すると他のユーザーが保存した画像も表示されるので、魅力的でクリエティブなデザインがたくさん出てきます。
幅広いテイストのデザインを一覧で見ることができるので、デザイン案に煮詰まった時はぜひこちらのサイトも利用してみてください。
Creative Market
世界最大規模の素材販売サイト『Creative Market』。
世界中のクリエイティビティ溢れるデザインが多数掲載されています。
全体の色づかいなど、日本ではあまり見られないデザインが多いので、海外感のあるデザインテイストを探している方はぜひ利用してみてください。
パンフレット作成ラボ
パンフレット制作会社が運営する「パンフレット作成ラボ」では、実際にプロが手掛けるデザインを多数閲覧することができます。
パンフレットごとに詳しくデザインに関しての説明が載っているので、デザイン案に困った時はもちろん、製作側の考えも学ぶことができます。
FAJP
『FLYER ARCHIVE JP』は、デザイナーでもある運営者が1999年頃から集めた多数のグラフィックデザインを閲覧できるサイトです。
デザイン性が高い過去のデザインが多数あるので、他では中々見られないテイストのデザインを見ることができますよ。
パンフレット作成を依頼するならここ!おすすめのデザイン会社3選
YOHAKU Office株式会社
月額定額制で発注できるデザインサービス「DESIGN VIKING」を運営している『YOHAKU Office株式会社』。
経営者の事情や心情を熟知したデザイナーが、依頼内容の背景に着目しターゲットユーザーに刺さるベストなパンフレットデザインを提案してくれます。
パンフレットを始めとしたさまざまな販促物デザインの制作が月額定額制で頼めるので、制作物が多い新規オープン時やリニューアル時にはぴったり。
「商品紹介ページの一部分だけ変えたい」などの細かい修正を費用を気にせず何回でも依頼できるのは嬉しいポイントです。
株式会社クエストデザイン
パンフレット作りに特化した事業 「パンフレット制作.jp」を運営している『株式会社クエストデザイン』。
これまでに600件を超えるパンフレットを制作してきた実績をもち、ハイクオリティなパンフレットデザインを低価格で仕上げてくれます。
依頼側のニーズをヒアリングでしっかりと掴み、目的に沿った最適なデザインを提案してくれますよ。
有限会社タロウズ
会社案内パンフレットを制作したい方におすすめしたいのが『有限会社タロウズ』。
会社案内に特化したデザイン事業「会社案内制作ラボ」を運営しており、デザインから取材、原稿確認など、各工程をワンストップで依頼できます。
これまでに慶応義塾大学や東京大学、三井ホームエンジニアリングなど、さまざまな業界のパンフレットを制作してきた実績があり、細かい要望にも対応してくれます。
まとめ
読み手に「センスが良い」と思ってもらえるパンフレットにするためには、全体が見やすく伝わりやすいデザインを心がけなければいけません。効果的なパンフレットを作るポイントは、
- 使う写真にこだわる
- 情報を整理したデザインにする
- ターゲットと目的を明確にする
- イメージに合った配色を意識する
- イラストでデザインの質を上げる
の5つです。これらを踏まえたうえで、デザイン事例が載ったサイトから参考になるデザインを探し、イメージを固めることが大切です。
サイトごとにそれぞれデザインテイストに特徴があるので、自分の理想・業種に合ったサイトをまとめておくと良いでしょう。