「パンフレットを作りたいけど、何から始めて良いか分からない…。」
「パンフレット制作の基本が知りたい!」
「おしゃれなデザインにするコツってあるのかな?」
「デザイン事例がみれるサイトがが知りたい!」
パンフレットを自分で作ろうと思っても、デザインの知識や経験がないとイメージも中々湧かない。
パンフレットは会社の顔となる重要なものですから、おしゃれで魅力的なデザインにしたいですよね。
魅力的なパンフレットを作るためには、まずデザインの基礎知識を知ることが大切です。
何も考えずにただ情報を盛り込んでしまうと、見づらく効果が期待できないパンフレットになってしまいます。
今回は、パンフレット作りに必要なものから覚えておくべきデザインのコツ、無料のテンプレートサイトなど、これからパンフレットを作る方が知りたい情報をまとめてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
パンフレットを作る前に必要なもの
- 作る目的とターゲットの明確化
- 写真データ
- 商品説明の原稿
パンフレット制作に最低限必要なものはこの3つ。
制作に取り掛かる前にチェックしておきましょう。
作る目的とターゲットの明確化
パンフレットをどんな人に見てもらいたいのか、何を伝えたいのかをはっきりすることが大切です。
目的やターゲットが明確でないままパンフレットを作成しても、望む結果は得られません。
より効果的なパンフレットをするためにも、「会社の魅力を伝えるために作る」「商品の紹介のために使う」など、作る目的をまず明確にしてから制作に取り掛かりましょう。
商品説明の原稿
作る目的とターゲットを明確にしたら、次は会社や商品の説明原稿を用意します。
ただし、先に文章を決めてしまうと、実際に制作する際に上手くまとまらなくなりスムーズに作業が進みません。
そうならない為にも、先に全体のバランスを考えてラフレイアウトを用意しておくようにしましょう。
どの部分にどれくらいのボリューム感で文字を用意すればいいかハッキリするので、無駄のないメッセージや文章を作りやすくなりますよ。
写真データ
商品やサービスの魅力を伝えるのに文章だけを並べても、目を引くパンフレットにはなりません。
写真は文字よりも読み手にイメージを伝えることができ、印象にも残しやすいもの。
パンフレットデザインを考えるうえで、どんな写真を使うかはとても重要なポイントです。
ただ画質の綺麗な写真を使えば良いわけではなく「目的やコンセプトに合った写真」を使うことで、より訴求力のあるパンフレットに仕上がりますよ。
また、適度にイラストを配置してデザインの質を上げるのも有効な手法です。
効果的なパンフレットデザインの作り方
- 配色は3色でまとめる
- イメージに合ったフォントを使う
- 適度な余白を意識する
- 文字や画像の位置を揃える
パンフレットの役割は自社の商品やサービスの魅力を伝えること。
しかし、魅力的なデザインでなければ手に取ってもらえない恐れがあります。
この項目では、思わず手に取ってみたくなるパンフレット作成のコツを紹介していきます。
配色は3色でまとめる
見やすいパンフレットを作るには、使う色の数に気をつけるようにしましょう。
色数を必要以上に増やしてしまうと、どこに何が配置されているのか分かりづらくなり、全体の統一感を崩してしまいます。
使う色の数が増えるほど扱いが難しくなるので、基本的には「3色」を意識して全体のデザインを考えるようにしましょう。
3色の比率は、以下の数字が理想的だとされているので覚えておきましょう。
- チラシ全体を大きく占めるベースカラー(70%)
- 印象をつけるメインカラー(25%)
- 強調するアクセントカラー(5%)
この比率を意識して配色を決めることで、全体的にまとまりのあるおしゃれなデザインに仕上がりますよ。
イメージに合ったフォントを使う
フォントには、上品な印象を与えるものやアットホームな雰囲気のものなど、様々な種類があります。
フォントの選び方ひとつで受けるイメージは大きく変わるので、自社のイメージに合ったものを使うようにしましょう。
また、同じ紙面の中で複数のフォントを使ってしまうとまとまりのないデザインになってしまいます。
基本となる「ゴシック体」や「明朝体」などの書体を軸にしつつ、文字の色や太さでメリハリをつけるようにしましょう。
- ゴシック体:視認性が高く、短い文章で印象づけるのに適している
- 明朝体:可読性が高く、長めの文章で説明するときに適している
適度な余白を意識する
「余白」とは、パンフレットの紙面において画像やテキストなどの情報を記載していない空白部分のことであり、全体のバランスを整えるとても重要な要素です。
こちらのパンフレットのように余白スペースをしっかりとってデザインすることで、紙面全体がスッキリとした印象になり、内容も伝わりやすくなります。
見やすいパンフレットは余白の使い方がどれも上手なので、デザインを考える際は余白の部分も重視するようにしましょう。
文字や画像の位置を揃える
文字や画像の配置に統一感がないと、紙面に一体感がなく読みづらい印象を与えてしまいます。
基本的に関連する情報同士の配置は揃えるようにしましょう。
このように情報をしっかり整列させると、自然と目に見えない線が生まれ全体が見やすくなります。
この見えない線を常に意識し、揃えられる箇所はすべて揃えることを心がけましょう。
参考になるパンフレットデザイン事例サイト3選
- パンフレット&チラシデザイン見本帳
- パンフレット作成ラボ
パンフレット制作において事前にデザインのイメージをつけておくことはとても重要。
この項目では、そんな時に役立つデザイン事例が多く掲載されたギャラリーサイトを紹介します。
パンフレット&チラシデザイン見本帳
『パンフレット&チラシデザイン見本帳』は、実際に使われたカタログやパンフレットがまとめられたサイトです。
デザインごとに解説文が添えられているので、制作の背景や配色面などとても参考になりますよ。
掲載されている冊子は1ページごとにスキャンされており、拡大すれば細かい部分までチェックすることが可能。
また、冊子に使われている色味のカラーパレットまで掲載されているのが嬉しいポイントです。
[center][btn href=”https://100pamphlet.jp/lab/lab-sample/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「パンフレット&チラシデザイン見本帳」公式サイトはこちら[/btn][/center]
ブックマーク感覚であらゆる画像をリストに追加できる『Pinterest』。
画像の種類やテイストで検索すると他のユーザーが保存した画像も表示されるので、魅力的でクリエティブなデザインをまとめて見ることができます。
幅広いテイストのデザインを一覧で見ることができるので、デザイン案に煮詰まった時はぜひこちらのサイトも利用してみてください。
[center][btn href=”https://www.pinterest.jp/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「Pinterest」公式サイトはこちら[/btn][/center]
パンフレット作成ラボ
パンフレット制作会社が運営する『パンフレット作成ラボ』では、実際にプロが手掛けるデザインを多数閲覧することができます。
パンフレットごとに詳しくデザインに関しての説明が載っているので、デザイン案に困った時はもちろん、製作側の考えも学ぶことができます。
[center][btn href=”https://100pamphlet.jp/lab/lab-sample/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「パンフレット作成ラボ」公式サイトはこちら[/btn][/center]
パンフレット作成依頼におすすめの会社3選
- YOHAKU Office株式会社
- 株式会社クエストデザイン
- 有限会社タロウズ
デザインに自信がなかったり、作業時間がなかなか取れない時はプロに任せるのが一番。
そんな時におすすめのパンフレット制作会社を紹介します。
YOHAKU Office株式会社-DESIGN VIKING-
月額定額制で発注できるデザインサービス『DESIGN VIKING』を運営している『YOHAKU Office株式会社』。
経営者の事情や心情を熟知したデザイナーが、依頼内容の背景に着目しターゲットユーザーに刺さるベストなパンフレットデザインを提案してくれます。
パンフレットを始めとしたさまざまな販促物デザインの制作が月額定額制で頼めるので、制作物が多い新規オープン時やリニューアル時にはぴったり。
「商品紹介ページの一部分だけ変えたい」などの細かい修正を費用を気にせず何回でも依頼できるのは嬉しいポイントです。
[center][btn href=”https://yohakuoffice.co.jp/lp/vikinglp/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「DESIGN VIKING」の詳細はこちら[/btn][/center]
株式会社クエストデザイン-パンフレット制作.jp-
パンフレット作りに特化した事業 『パンフレット制作.jp』を運営している『株式会社クエストデザイン』。
これまでに600件を超えるパンフレットを制作してきた実績をもち、ハイクオリティなパンフレットデザインを低価格で仕上げてくれます。
依頼側のニーズをヒアリングでしっかりと掴み、目的に沿った最適なデザインを提案してくれますよ。
[center][btn href=”https://theopenphotoproject.org/” class=”cubic1 green-bc shadow”]パンフレット制作.jp公式サイトはこちら[/btn][/center]
有限会社タロウズ
会社案内パンフレットを制作したい方におすすめしたいのが『有限会社タロウズ』。
会社案内に特化したデザイン事業『会社案内制作ラボ』を運営しており、デザインから取材、原稿確認など、各工程をワンストップで依頼できます。
これまでに慶応義塾大学や東京大学、三井ホームエンジニアリングなど、さまざまな業界のパンフレットを制作してきた実績があり、細かい要望にも対応してくれます。
[center][btn href=”https://www.corpdesign.jp/” class=”cubic1 green-bc shadow”]会社案内制作ラボ公式サイトはこちら[/btn][/center]
こちらの記事では、パンフレット制作会社を選ぶ時のポイントや、目的別に選ぶおすすめの制作会社をまとめて紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。
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誰でも簡単に作れる!おすすめデザインテンプレートサイト3選
- Canva
- パワポン
- Office テンプレート
初めてデザインに挑戦する人にも役立つ便利なテンプレートサイト。テンプレート(雛形)を利用することで、理想に近いデザインを簡単に作ることができますよ。
Canva
『Canva』は、デザイン作業に自信がないという方でも簡単に使いこなせる無料サービスです。
25万点以上のテンプレートと100種類以上のデザインタイプが用意されているから、0からパンフレットデザインを考える必要がありません。
選んだデザインに文字や画像を入力していくだけで、見栄えの良いパンフレットが完成しますよ。
無料プランの機能に物足りなくなったら、より凝ったデザインが可能になるプロ向けや企業向けの有料プランも提供されています。
[center][btn href=”https://www.canva.com/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「Canva」公式サイトはこちら[/btn][/center]
パワポン
『パワポン』はビジネス用品通販のアスクルが運営するテンプレートサイト。製品カタログや会社案内に使えるデザインテンプレートが1500点以上も用意されています。
テンプレートはPowerPointに読み込ませて編集することができ、普段からPowerPointを操作している人はスムーズに作成出来るでしょう。会員登録不要で利用できるので、自分でパンフレットをデザインしようと考えている方はぜひ試してみては?
[center][btn href=”https://ppon.askul.co.jp/” class=”cubic1 green-bc shadow”]「パワポン」公式サイトはこちら[/btn][/center]
Office テンプレート
デザインツールの操作は苦手という方におすすめしたいのが、マイクロソフトの『Office テンプレート』。
Microsoft Office用のテンプレート集で、パンフレットやチラシ、DMなどの作成に役立つテンプレートが2000点以上も配布されています。
目当てのテンプレートが見つかったらファイルをWordやPowerPointに読み込ませ、文字や写真を入れていくだけで完成。使い慣れたソフトでデザインできるのは嬉しいポイントですね。
[center][btn href=”https://templates.office.com/ja-JP/Search/results?query=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88″ class=”cubic1 green-bc shadow”]「Office テンプレート」公式サイトはこちら[/btn][/center]
まとめ
魅力的なパンフレットを作るためには、まずデザインの基本知識を知ることが大切。
初めてパンフレットを作るという方は、以下の点を意識するだけで比較的見やすくおしゃれなパンフレットに仕上がりますよ。
- 配色は3色でまとめる
- イメージに合ったフォントを使う
- 適度な余白を意識する
- 文字や画像の位置を揃える
しかし、どうしても理想のデザインを再現させたい場合は制作会社に依頼することをおすすめします。
豊富な経験を持つプロのデザイナーであれば、あなたの理想をきっと実現してくれますよ。
まずパンフレットを制作する目的を決めて、その上で予算やスケジュールに合わせ自分で作るか、制作会社に依頼するかを使い分けるようにしましょう。