「お店をリニューアルしようと思うんだけど、経営を成功させるために外観のデザイン事例が知りたい!」
「お店に入りやすい外観ってどんなデザインなの?」
「外観を作るなら、絶対に失敗しないデザイン事例を知りたい!」
お店をリニューアルするときや新しくオープンするときって、どんな外観にするのか迷ってしまいますよね。
迷ったときはネットで人気のお店を検索してみたり、知人の店舗経営者やデザイナーに聞いてみたりするのがほとんどではないでしょうか。
でも、自分のイメージとかけ離れていたり、「なんかしっくりこないんだよな…。」と感じたことはありませんか?
外観の店舗デザインは、お店の第一印象を決める重要な部分だからこそ慎重に決めたいと思ってしまいますよね。
なぜ外観イメージを決めるのが難しいのか?それはズバリ『外観で伝えるべきポイント』を明確に抑えていないからです。
通りすがりの人が入店を決める理由は、店舗の外観が決め手になっているのがほとんど。
店舗の外観デザインを少し工夫するだけでも、お客さんが感じるお店の印象はガラッと変わることもあります。
そこで今回は、店舗の外観デザインの重要性や集客につながるポイントを、事例を交えて解説していきます。
店舗の外観デザインはなぜ重要?
店舗の外観デザインは、お客様がお店に入るか入らないかの決め手になります。
集客はもちろん、売上につながる重要な部分なので、よく読んで集客につなげられるように準備していきましょう。
店舗の外観が重要な理由
事前にネットなどでお店の情報を知っている人は別ですが、たまたまお店を通りかかった人は店舗の外観で入店するかを判断します。
人で例えるなら第一印象であり、その後のお店の印象にも大きく関わってきますよね。
また、印象に残る外観デザインであれば、その場で入店に繋がらなくても「後日行ってみようかな?」と思ってもらえます。
店舗の外観を見た人に「なんか入りにくい…」と思われるのだけは絶対に避けなければいけません。
外観で伝えるべきメッセージ
では、店舗の外観は何を意識して設計すれば良いのでしょうか?
まず伝えるべきなのは、「どんな業態のお店なのか」でしょう。
外からお店を眺めた時に、何を売っているお店なのか検討もつかないと見た人も入りにくいですよね。
また、外観デザインである程度のイメージを持ってもらうことで、入店した時とのギャップを防ぐ効果もあります。
お店の外観を見た人が、「このお店は◯◯の店なんだ」というイメージができるような外観デザインを心がけましょう。
店舗の外観から集客につなげるポイント
店舗の外観から集客につなげるポイントは以下の通りです。
- メニューブックを置く
- 内装が外から見えるようにする
- 目を引く看板を設置する
具体的に解説していきます。
メニューブックを置く
入店する前に商品が確認できるとお客さんは安心します。
飲食店の場合は、ただのメニュー表を置くだけでなく、人気メニューを写真付きで紹介するのも有効な手段と言えるでしょう。
入店する前に「このメニュー気になるな」「食べてみたいな」という気持ちにさせることが大事です。
美容院やサロンなど、サービスを提供するお店は値段が分かるメニュー表を入り口に置いておきましょう。
入店前にあらかじめサービス内容・金額を把握してもらうことで、目的を持った入店へとつなげられます。
内装が外から見えるようにする
外から実際の店内の様子が分かるかどうかは、お客さんにとって安心感につながる要素の一つです。
店舗の中を見えるように設計し、お店の「分からない部分」を極力減らすことが、集客へとつながる大事なポイントなのです。
1階のみの店舗であれば入り口をガラス張りにしたり、扉を開けておくなどの施策ができますが、2階以上の店舗ではそれができません。その場合、店内の様子が分かる写真を入り口に提示しておくと良いでしょう。
目を引く看板の設置
イベント開催時など、既存の店舗デザインだけでは伝えきれない部分は看板で発信すると良いでしょう。
その際、周辺の風景に同化してしまわないように視認性の高いデザインにすることが大事です。
店舗周辺を通る人たちの動きに合わせて、看板の向きや場所を変更するといった工夫も効果的なので、お店周りの人の流れは把握しておきましょう。
おしゃれな店舗外観の事例まとめ
『fuglen tokyo』
代々木公園駅近くにあるカフェ&バー『fuglen tokyo』。
シンプルなアルファベット表記が、おしゃれ感漂う外国風デザインを演出しています。
中の様子が外から見えるように入り口をガラス張りにしているので、開放感のある空間であることが一目で分かりますよね。
お店の象徴である赤いマークを真っ白の壁に配置しており、見つけやすい配色になっているのもポイントです。
『HATTIFNATT 高円寺のおうち』
こちらはまるで童話の世界に出てくるような可愛らしいカフェ。
カフェ激戦区である高円寺エリアの中でも、この個性的な外観デザインによって他店との差別化を図れています。
このおしゃれな外観を見ただけで、ついその小さなドアを開けてみたくなりますよね。
「子どもの頃の気持ちに戻れるお店」というお店のコンセプトを上手く表現しています。
『フルール ドゥ リュクス 伏見』
ベーカリー感覚ではなく、外観デザインで高級感を表現しているこちらのお店。
ブラックとゴールドを使ったシンプルな外観は、一目見ただけでゴージャスさを感じますよね。
また、外からも職人のパフォーマンスが見えるよう、入り口付近は大きなガラス張りになっています。
お店のコンセプトがしっかり伝わってくる、思わず足を止めてしまう店舗デザインです。
デザインを依頼する時の注意点
店舗デザインを得意とする会社にデザインを依頼するときには、いくつか注意点があるので気をつけましょう。具体的には下記の通りです。
- 店舗まわりの人の流れを知っておく
- 競合店と被っていないか
具体的に解説していきます。
店舗まわりの人の流れを知っておく
どんな良い店舗デザインができても、お客さんに認識してもらえなかったら意味がありません。
店舗周辺を通る人たちの動きの流れに合わせて、入口を設置するなどの工夫が必要です。
例えば、立地がオフィス街付近で営業時間が夕方からのお店なら、会社から駅に向かう人の流れを想定して店舗デザインを考えなければいけません。
デザインを依頼する際は、時間帯ごとの人の流れをしっかり把握しておくようにしましょう。
競合店と被っていないか
競合なるお店と同じような店舗デザインだと、差別化ができなくなり集客率も悪くなってしまいます。
飲食店が密集している地域などでは、業態が似た店舗が近くにあるのもザラにあるので、特に意識しておきたいポイントです。
事前に競合店のデザインを把握し、似たような店舗デザインにならないように気をつけましょう。
まとめ
通りがかりで入店する人のほとんどは、直感的に入店するかを判断しています。
店舗の外観デザインを通じて、お客さんが知りたい部分を発信し、分からない要素を取り除いてあげることが大事です。
店舗デザインを依頼する際は、内観だけでなく外観もしっかり戦略的に設計するようにしましょう。
また、弊社では店舗ビジネス向けのデザインサービスを展開しております。
依頼内容の背景に着目し、目的ベースでデザインをご提案いたしますので、店舗デザインの依頼をお考えの方はぜひ弊社もご検討ください。