飲食店の外観デザインを見直して集客力をUPさせる方法7選!参考事例や施工業者も紹介!

飲食店の顔ともいえる外観デザインは集客するのに重要なポイントです。

しかしこの記事を読んでいるあなたは

「飲食店を開業するから外観デザインを探してる!」
「お店の外観デザインで失敗したくない!」
「店舗のイメージを変えて集客したい!」

と思っていませんか?

店舗づくりで重要なポイントになる外観デザインは、集客に直接関係するため失敗できません。

でもいざ考えてみると、どんな外観デザインだと集客できるのか、難しいですよね。

そこでこの記事では、集客できる外観デザインのポイントを7つ解説したあとに、失敗しやすいポイントも5つ紹介していきます。

ポイントをおさえれば、お客さんに入りやすいと思ってもらえる外観デザインになるはずです。

さらに実際にある外観デザインと、おすすめ会社も紹介しているので、あなたのイメージに合う外観デザイン作成にお役立てください。

目次

なぜ外観デザインが集客に関係しているのか

外観デザインが集客に関係している理由は、お店の第一印象が外観デザインで決まるからです。

第一印象は人の頭に残りやすく、後で払拭するのが難しいとされています。

なので、お店の第一印象を決める外観デザインが悪ければ、集客に悪影響を与える可能性が高くなります

また最近は、お店を選ぶ時にグルメサイトやSNSで調べてから行く人が増えています。

ネット画像ではきれいで雰囲気よく載せているのに、実際は汚れていたりすると悪い印象を与える可能性もあります。

外観デザインはお店の第一印象を決める大事なポイントになるので、しっかりと整えて集客できるようにすることが大事です。

集客できる外観デザインにする方法

飲食店行列

外観デザインは重要とわかったけど、実際にどんなデザインで集客できるのか難しいですよね。

集客できる外観デザインのポイントは、分かりやすく安心して入店できる所にあります。

ここでは、分かりやすくて安心して入店できる、デザインのポイントを7つに分けて解説していきます。

お客さんに、入りやすいお店か、入りにくいお店かをわける大事なポイントになるので参考にしてください。

お客さんに伝わる外観にする

お店の前を通る人に、どんなお店かすぐに伝わる外観デザインにすることが大事です。

どんなお店か伝わるデザインとは、お客さんが利用する場面を想像できるデザインです。

例えば客単価の高い店舗ならば、黒や白でシンプルにまとめた高級感のある外観デザインにしたり、低単価で入りやすい店舗ならば、照明を多くして入り口から店内が見えるような外観デザインにしたりします。

わかりやすい外観デザインだと、贅沢をしたいときに行ってみようかなや、仕事帰りに少し寄ってみようかな、と利用するシーンを想像しやすくなります。

どんなお店かわからないような、怪しいお店だと利用するシーンを想像できなくて、行きたいお店の候補に入りませんよね。

お店の利用シーンが伝わるような外観デザインにしましょう。

コンセプトでオリジナル性をだす

外観デザインで他店と差別化する時は、お店のコンセプトを反映させて差別化をします。

コンセプトとは、お店のテーマや概念のことです。

例えば、「20代から30代の女性が1人でも入りやすいカフェ」といったものや、「デートや接待利用目的の高級志向のお店」といったものがコンセプトやお店のテーマになります。

まず周辺店舗に、同じようなコンセプトのお店がない事を確認します。

同じようなお店がなければコンセプトを反映させるだけで、他店と差別化のできる外観デザインになります

入り口と窓を上手に使う

入り口と窓の大きさや形で、入りやすいイメージを付けることができます。

窓がなく入り口もガラス面がない、店内が見えない外観デザインでは、お客さんが入りづらいと感じて、飛び込み客が期待できません。

店内が見えるように窓を付けたり、入り口にガラス面を付けてお客さんが中にいる所を見せると、入りやすいイメージの外観デザインを作ることができます

一方で全面的にガラス張りにしてしまうと、食事をしているところを見られている気がして落ち着かないと感じてしまう人もいます。

ガラス面が多く店内が見えすぎる場合は、植物を植えたり隙間の空いた塀を建てるなどして、店内の居心地をアップさせることも必要です。

看板とセットで考える

お店の外観デザインを考える時は、看板とセットで考えましょう。

看板のデザインでもお店のイメージを伝えられるので、外観デザインと合わせないとコンセプトがズレてしまう可能性があります。

例えば、気軽に入れるイメージを伝えるために看板には安い金額のメニューを載せているのに、入り口は窓もなく、黒や白だけの高級感がある外観デザインでは、お店に入るのをためらってしまいます。

外観デザインを決めるときは看板のデザインもセットにして、全体でお店のコンセプトに合うように考えましょう。

立地で外観デザインを変える

周辺店舗と同じような外観デザインにならないことも必要です。

例えば、隣にレンガ作りの店舗があるのに同じレンガ作りの外観デザインにしてしまったり、黒を基調した外観デザインの隣に同じように黒基調の外観にしてしまったりしないようにしましょう。

周辺店舗と色や素材で変化を付けると、目立つ外観デザインにできるでしょう。

トレンドを取りいれる

外観デザインにもトレンドがあるので、上手に取り入れましょう。

近年のトレンドは自然系の木目調や植物の緑を取り入れたデザインです。

健康志向が注目されているのでグリーンやナチュラルなイメージは、オーガニックや自然派食品のイメージに近く好まれています。

またコロナ禍の影響でテイクアウトの需要が伸びて、入り口とは別に商品の受け渡しができるカウンターを設ける所が増えています。

お店の業態に合わせて、取り入れてみてください。

照明の使い方で印象が変わる

照明の使い方で、外観デザインの印象は大きく変わります。

例えば、入り口横の小さめの看板に白熱球のような優しい光を当てるだけで、隠れ家的な雰囲気ができます。

また照明を増やして賑やかな感じを出すと活気のある雰囲気を出したり、庭をライティングすることで、高級感を出したりできるでしょう。

照明の数や向きは、外観デザインの重要なポイントになるので細かく調整しましょう。

外観デザインで失敗しない方法

外観デザインで失敗しないために、いくつかの注意点を紹介します。

外観工事に入る前に注意しておかないと、やり直しになる可能性があるので事前にチェックしておきましょう。

競合を調査する

業態が同じだと外観デザインがかぶりやすくなるので、周辺の同じ業態の店舗を調べておきましょう。

例えば、古民家風のカフェや木目調の和食店、ガラス張りのイタリアンといったものは、すでにある可能性があるので注意です。

工事が始まってからでは修正が難しいので、事前の確認が大事です。

人の流れに合わせて看板を設置する

看板を設置するときにも注意が必要です。

例えば、オフィス街では昼食に向かう時と、帰宅する方向の通行人の向きが違うことがあります。

帰りに駅に向かう人や、車でも通勤時に混む方と帰宅時に混む方とでは進行方向が変わるので看板も向きを変える必要があります。

お店の業態に合わせて、お客さんに見えるように看板を設置しましょう。

外観と内装のイメージをあわせる

外観からイメージできる店内とギャップがないようにするのも大事なポイントです。

例えば、外観は隠れ家風の落ち着いた雰囲気なのに、店内はテーブル席が並ぶオープンな店内だと、思っていた感じと違うとなってしまうでしょう。

また外観は大衆居酒屋のような入り口の大きい入りやすいイメージなのに、実際は単価の高い料理ばかりだと、想像していた物と違ってリピートは望めません。

外観デザインを考える時は、お店全体のイメージに合わせて作成していきましょう。

コンセプトがはっきりしていると、店内と外観の統一感のとれたデザインを作成しやすくなります。

毎日掃除をする

外観デザインは作って終わりではありません。

店内を掃除するのと同じように、外の掃除も欠かさずにやりましょう。

お客さんを、おもてなしするのに、駐車場にゴミが落ちていたり、外の窓に汚れがついていたりすると、お店の価値を落とします。

外観デザインは第一印象になるので、1度悪い印象を付けてしまうと、払拭することは難しくなってしまいます。

せっかくこだわった外観デザインも台無しになってしまうので、注意しましょう。

風除室を作る

お店のスペースに余裕があれば、風除室を設けましょう。

風除室とは、外気や雨風、虫を店内に入れないようにするための、入り口前に設置する部屋のことです。

風除室があると、入り口が混んだときも、お客さんが待つ場所ができます。

スペースに余裕があれば、設置しましょう。

参考になる外観デザインを紹介

シンプルでも伝わる外観デザイン

黒いシンプルな壁におでんにネオン管が浮かぶ、シンプルでわかりやすい外観デザインです。

入り口から少し店内が見えるところと、お客さんと目が合わないところも、入りやすい雰囲気をだしています。

ターゲットが明確な外観デザイン

仕事帰りにふらっと寄れる雰囲気の外観デザインです。

コンセプトがはっきりしているので、ターゲットを絞ることができています。

提灯や店先のテーブル、丸イス、張り紙からレトロ感のあるお店を演出しています。

ターゲットとなる、30代から40代に懐かしい雰囲気だと感じてもらえるはずです。

店内を見せて賑わいをアピールできる外観デザイン

オシャレな雰囲気が漂う立ち飲み屋です。

立ち飲み屋といえば、昭和なレトロな感じを出しているお店が多いですが、こちらのお店では、古民家を改装して黒と白を基調にする外観デザインでモダンな雰囲気です。

また壁をガラス張りにすることで店内が見え、入りやすいイメージになっています。

20代後半から30代くらいの人に受け入れやすい外観デザインといえます。

女性が喜ぶ外観デザイン

中国にある餃子屋さんです。

白色と木を使ったシンプルな外観デザインですが、珍しい入り口のデザインでインパクトを大きくしています。

インパクトがあるのでSNSの反応が良く、女性に喜ばれる外観デザインでしょう。

地域の特性を外観デザインに取り入れた有名店

京都の観光エリアに建てられたカフェです。

歴史のある建物を改装したカフェで、全面をガラス張りにすることで内装まで外観デザインの一部にしています。

周りの建造物に溶け込みながらも、存在感のある外観デザインになっています。

飲食店の外観デザインを作成できるおすすめ会社3選

デザインからブランディングまで手掛ける『YOHAKUOffice株式会社』

店舗のブランディングから効果的な広告デザインまで一貫したアドバイスがもらえるおすすめの会社です。

サブスクリプションサービスでデザイン関連依頼を頼み放題できるサービスが特徴になります。

店舗デザインや広告作成、看板、名刺など飲食店の立ち上げ時には、とても頼りになるでしょう。

安くて高いデザイン性の『ノットコーポレーション』

株式会社ノットコーポレーション

飲食店設計の実績が多く雑誌にも取り上げられるほど、注目が高い工事会社です。

リニューアル改装も得意としている会社で、外観だけを変えたい人にもおすすめです。

開業をフルサポートしてくれる『モリ建装一級建築士事務所』

一級建築事務所だからできる自由な施工が特徴です。

開業フルサポートというプランでは、店舗探しから資金の借り入れ先の紹介や保健所の申請の手伝い、中古厨房機器の紹介、食品卸業者の紹介まで新規開業のサポートを受けることができます。

新規開業で不安な人にオススメです。

まとめ

今回は、飲食店の集客ができる外観デザインのポイントについて、解説してきました。

外観デザインは、お店の第一印象になる大事なポイントで失敗できません。

なのでしっかりとポイントをおさえていきましょう。

  • どんな時に利用するのか伝わるデザイン
  • コンセプトを反映して差別化する
  • 入り口や窓を使って入りやすいイメージを作る
  • 看板と外観デザインを一緒に考える
  • 素材や色使いで周辺店舗とかぶらない
  • トレンドはナチュラルでオーガニック
  • 照明でイメージをアップさせる

どんなお店か伝わりやすい外観デザインで、お客さんが安心して入店できる雰囲気にしていきましょう。

失敗しやすいポイントにも注意です。

  • 周辺の競合店をチェックする
  • 人の流れを見て看板を設置する
  • 外観と内装のイメージをあわせる
  • 清潔感を保つ
  • スペースに余裕があれば風除室を作る

ぜひ参考になる外観デザインとあわせて、イメージを膨らませてみてください。

以上、集客ができる外観デザインのポイント7つと注意点5つでした。

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