【初心者必見】パンフレットデザイン7つのコツ!参考や無料ツールも

パンフレット制作で気をつけるところは?
どんなパンフレットだと効果があるの?
見やすいパンフレットにするにはどうしたらいいの?

という悩みを持っていませんか。

パンフレットは掲載する情報量が多く、デザインやレイアウトに悩む人が多くいます。

そこでこの記事では、パンフレットの制作のコツを7つに絞り解説していきます。

デザインがまとまらない人や、効果のあるパンフレットを作成したい人の悩みが解決できる内容となっています。

さらにパンフレット作成の参考になる事例をタイプ別に5つと無料で使えるデザインアプリも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

パンフレットデザインのコツ7選

パンフレットはチラシよりも掲載できる情報が多かったり、折り目がつくことでレイアウトが複雑で難しく感じたりしますよね。

でもコツを知ることで、制作がしやすく制作時間の短縮にもつながります。

効果のあるパンフレットを制作するためのコツを7つに分けて解説しましたので参考にしてください。

ターゲットや目的を明確にする

パンフレットの作成に入る前にターゲットや伝えたい内容を決めましょう。

パンフレットのデザインは単にカッコいいからや目立つから、かわいいから、などの理由でデザインを決めていくと、まとまりがなく伝わらない物ができる可能性が高くなってしまいます。

例えば

  • パンフレットを必要としている人は何を知りたい人なのか
  • どんな情報を載せたいのか
  • なんのためのパンフレットなのか
  • どこで必要になるのか
  • パンフレットを見た人に何をしてもらいたいのか

まずは、どんな人に見てもらいたくて、どんな情報からどのような行動をしてほしいのかを書き出してパンフレットの方向性を決めて制作に取り掛かりましょう。

先にターゲットや目的を明確にすると、必要な情報とそうでない情報が分けられるので、デザイン制作がやりやすくなります

ページ設定や折り目の位置でレイアウトを決める

パンフレットには紙のサイズや折り目の位置、折り方でパターンがあります。

会社案内に多い2つ折りのものや、飲食店や美容室に多いA4巻三つ折り、製品パンフレットに使われるA4Z折りなど、伝えたい内容や量、見せ方によってレイアウトを変える必要があります。

どの折り方でも、見られる順番を意識してデザインを組むことが必要です。

例えば飲食店のパンフレットでA4三つ折りの場合

  1. 表紙 お店の世界観やキャッチコピー
  2. お店のこだわりやヒストリー
  3. 見開きで写真付きのメニュー、金額
  4. 裏表紙 店舗情報

見られる順番でパンフレットを作成すると、表紙から店舗のイメージやこだわりを伝えて、次にメニューを3面を使って見開きで見やすく表示して、最後に連絡先や営業時間で来店や問い合わせにつながる流れになります。

デザイン作成に入る前にレイアウトや折り方を決めてから作成に取りかかることで、デザインがやりやすくなったり、やり直しなどの無駄な時間を省いたりできます。

写真やイラストを挿入する

パンフレットはペライチのチラシに比べて情報を多く載せやすいのでレイアウトが複雑になり読みにくくなる傾向があります。

写真やイラストを混ぜながら視覚だけで伝えられるようにして、読ませない工夫も必要です。

お店のこだわりや、会社の解説は文章で書いてしまいがちですが、イメージが伝わる写真やイラストに置き換えて補足するフレーズを付けるだけにすると文字の量を少なくできます。

パンフレットは文章を写真やイラストに置き換えてイメージで伝わるような、見やすいデザインを心がけましょう。

キャッチコピーで惹きつける

パンフレットはチラシと違い見るためには、開かないといけません。そのため、興味を引くようなキャッチコピーやデザインが必要です。

興味を持ってもらいやすいキャッチコピーを作るには、メリットだけでなくベネフィットも記載します。

メリットとベネフィットの違いは、メリットが商品の「売りや特徴」に対してベネフィットは商品を利用した時に「得られる体験」です。

メリット
  • 完全個室
  • 安い、お得
  • 新鮮
ベネフィット
  • 家族でゆったり食事ができる
  • ランチでも、おなかいっぱい食べられる
  • まるで漁港に行ったみたい
メリット×ベネフィット
  • 完全個室で家族とゆったりくつろげる
  • お腹がいっぱいになる!コスパ最強ランチ!
  • 漁港でしか味わえないような鮮度抜群のお刺身!

メリットだけでなくベネフィットまで合わせると、より興味を引くキャッチコピーができます。

興味を引くことは感情を動かすことにつながり、相手の記憶に残りやすくなります。

記憶に残ると成約やリピートが期待できるので、ぜひ活用してください。

配色で目線を集める

配色イメージ
配色イメージ

注目してほしいところは、目立つ色で変化を付けましょう。

情報量が多くなりやすいパンフレットでは、注目してほしいポイントが埋もれてしまいやすくなります。

チラシやパンフレットの配色は、伝えたいイメージに合わせて3色でまとめることがあります。

  • 背景の「ベースカラー」
  • 文字やイラストに使う「メインカラー」
  • 注目してほしいところに使う「アクセントカラー」

「アクセントカラー」を使うと視線を集められるので注目してほしい場所が、他の情報に埋もれなくなります。

「アクセントカラー」を効果的に使っていきましょう。

詰め込み過ぎないで余白を付ける

ラフ画
ラフ画像

パンフレットは情報が多くなりやすいので余白を付けて見やすくする工夫が必要になります。

余白を付けるためには、情報を整理して掲載するものを選ばないといけません。

情報を優先度別に順番を付けると、「必要な情報」「必要ではない情報」が見えやすくなります。

順番を付けると、順位が高い情報のサイズを大きくしたり、順位が低い情報はサイズを小さくしたり削除したりできます。

見やすいパンフレットを作成するために、情報を整理してレイアウトを決めていきましょう

細部を揃える

見やすいパンフレットは縦横の線が揃っていて、画像の大きさ、文字サイズ、フォントも整っています。

画像制作ソフトやアプリを使うと中心や縦横、大きさをコマンドですぐに揃えられますが、実は中心に配置しても人の目で見ると少し上がって見えることがあります。

似たようなフォントの違いは、パンフレットを見る人は気づかないような、ささいなことかもしれませんが、違和感につながる可能性があるので注意しましょう。

他にもパソコン画面で見る色と、紙に印刷して見る色が違うこともよく良くあることです。

プリンターや染料の種類でも色が変わってしまいます。

見やすいパンフレットにするために、何度も試作して細部までこだわりましょう

細部までこだわることが、見やすいパンフレットにつながります。

参考になるパンフレットデザイン5選

パンフレット作成のコツがわかって、いざ制作に取り組んでみても、手が進まないといったこともあります。

参考になるパンフレットの事例5つを紹介するので、レイアウトや配色の見本にしてイメージをつかんでみてください。

シンプルな配色で伝わるパンフレット

シンプルな配色で会社の雰囲気や注目ポイントを上手に目立たせています。

青色の持つイメージは信頼、集中、清潔などがあり会社のイメージアップにつながっています。

また青も単色でなく、グラデーションを加えることで強くなりすぎず冷静なイメージになっています。

イメージで伝えるエステサロンのパンフレット

写真を使って自然や落ち着くイメージを伝えています。

表紙にお店の雰囲気を伝える画像を載せることで、興味を持ちやすくなるでしょう。

メニュー一覧の情報量が多めですが、見出しのグループやレイアウト、余白を整えてあるので窮屈さを感じないデザインになっています。

イラストを使って雰囲気を出したデザインのパンフレット

白背景に黒文字のシンプルな配色がイラストのデザインを際立たせています。

フォントも手書き風にしたり、あえてレイアウトをずらしたりすることで、優しさのあるデザインに仕上がっています。

会社やお店の雰囲気に合わせてフォントや掲載する画像を変えるとイメージを伝えやすくなるでしょう。

めずらしい横折形のパンフレット

折り方が横折りになっていて開く楽しみがあるパンフレットです。

写真をランダムに掲載しているように見えますが、縦の線と横の線をしっかり揃えてまとまりのあるデザインにしています。

高級感のあるパンフレットデザイン

大胆な1面の写真と余白を使って、高級感のあるパンフレットに仕上がっています。

写真で旅館の雰囲気やイメージが伝わるので文章も抑えられています。

読まなくても見ただけで伝わりやすいデザインになっているので、集客効果が期待できるはずです。

パンフレット作成で使える無料ツール

パンフレットの作成にはプロが使うような有料のものから、豊富なテンプレートが用意されている無料のものがあります。

ここでは無料で使えるアプリとサイトを紹介します。

どちらも写真や文字を変えるだけで制作できるので初心者にもオススメです。

テンプレートが豊富『Canva』

Canva
出典元:Canvahttps://www.canva.com/ja_jp/

テンプレートの数とデザインの数が多いので、文字や写真を変えるだけで簡単にパンフレットを制作できます。

PC作業に慣れていない人でも、直感的に操作できるサービスになっています。

ただ自由度は高くないので、三つ折りよりも複雑なパンフレットには向いていません。

パンフレット作成が初めてで試しに作ってみたい人にオススメです。

印刷依頼までできる『ラクスル』

出典元:ラクスル https://raksul.com

ラクスルは印刷の会社なので制作から印刷まで一括してできます。

テンプレートも豊富で幅広い業種に対応できます。

作業もテンプレートを選んで、ネット上で写真や文字を入力するだけでできるので初心者でも安心です。

印刷も格安なので、安くパンフレットを作成したい人に向いているサービスです。

パンフレット制作が難しいと感じたら『YOHAKU Office』がおすすめ

テンプレートを使えば簡単にパンフレットは出来るのですが、実際に効果のあるものに出来るのか不安な人もいるのではないでしょうか。。

お店の魅力を伝えられるパンフレットを作成するには、やはり経験と技術が必要になる部分がどうしてもあります。

さらにパンフレット作成が初めての場合は、思ったよりも時間がかかってしまい、出したい日に間に合わない可能性もあります。

そんなときは、経験豊富なプロに任せてみましょう。

自作よりも費用はかかりますが、効果や時間で考えてみると実はコストパフォーマンスがよくなることもあるのでオススメです。

まとめ

今回は【初心者必見】パンフレットデザイン7つのコツ!というテーマについて解説してきました。

結果につながるパンフレットのデザインを作成するコツは、情報をまとめたり、レイアウトを整えたりすることが必要になります。

今まで解説したポイントは

  • ターゲットや目的を明確にする
  • ページ設定、折り目の位置でレイアウトを決める
  • 写真やイラストを多く使う
  • キャッチコピーで惹きつける
  • アクセントカラーで視線を集める
  • 余白を付ける
  • 細部まで揃える

以上の7つに気を付けてパンフレットを作成してみましょう。

無料ツールで簡単に試すことができるのでやってみてください。

もし難しいと感じたり、制作に費やす時間がないと思ったりしたら『YOHAKU Office』に相談してみてください。

結果の出るパンフレット作成のサポートになるはずです。

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